2013年3月 岡山 学生感想文

OB 高橋直也
卒業旅行の3日間、飛び入りにも関わらず、暖かく迎え入れて下さり、ありがとうございました。
正直、最初は休みが取れるかわからなかったのと、稽古が全く出来ていなかったのと、(後、卒業旅行なのに着いて行っても良いのかなと)で、とても迷いました。
しかし、結論からいうと、行って良かったです。美味しい技をいただき、美味しい料理をいただき、ラッキーな事に卒業記念品までいただいてしまいました。
環境のせいにするのは良い事ではないですが、中々稽古をする時間がありません。でも、チャンスやタイミングを見計らって合同稽古や卒業旅行、岡山に行ける機会があればこれからも岡山に足を運びたいと思います。また、一回一回の稽古を丁寧に、教えていただいた事に重きを置きながら励んで行きたいと思います。

4年 目黒未来
今回は私にとって2度目の岡山でした。
行きのバスは坂谷先生のご配慮で、女子は2階の3列シートだったにもかかわらず、運悪く後ろの席の方々が賑やかだったりと岡山駅に着く頃にはぐったりしてしまいました。
しかし、内田先生のお宅に着いてすぐに辛い思いをしても岡山に来て良かったと思いました。
前回内田先生が水戸にいらっしゃった際に教えていただいた股関節の動きに加え、肩甲骨を動かした内田先生の速さに驚き、息が詰まりました。
機能的に身体を動かすということを今回教えていただきましたが、普段全く機能的に動いていないようで岡山に着いて2日目には筋肉痛になってしまいました。
そして、技はもちろん美味しいお料理もたくさん堪能させていただきました。美味しいうえに坂谷先生の血糖値が下がるという素晴らしい効能も目の当たりにしました。また、お手伝いと称し、内田先生から包丁の使い方から教えていただき、生活力も鍛練する重要性を痛感しました。
卒業祝いとして、合気道と書かれた大きなぐいのみを内田先生からいただき、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
卒業に伴い水戸を離れてしまいますが、内田先生や坂谷先生に教えていただいたことを少しでも出来るようになるよう、型を大切に鍛練していきたいと思います。
そして、出来ることならばまた坂谷先生や同期の山川と一緒に岡山にお邪魔させていただきたいです。

4年 山川さつき
卒業(しない)旅行で2泊5日の旅をさせていただきました。毎度のことながら、技もご飯も大変美味しく頂いてきました。
股関節、肩甲骨を意識してみると、いかに自分の身体の動きを把握していないか、コントロールできていないかが顕著に感じられました。相手の動きを制す前に、まず自分の身体くらい自在に操れないと。体の変更が最も大事、というのも納得でした。あすかさんに教えていただいたように鍛練します。
また、初の囲炉裏でラーメン食べられて感激しました。「お前らいつもろくなもん食ってねぇんだな……」と哀れみの眼差しが悲しかったですが(まぁ確かにぐぅの音も出ませんが)、水炊きもラーメンも、おでんもカレーうどんも鴨も岡山のご飯が規格外なんです!
水戸に戻ってから、いそいそと常夜鍋を作って食べました。いくらでも食べられて大変でした……やはりこのポン酢は猛毒ですね。ハンバーグ錬成できるよう花嫁鍛練にも勤しみます。
長くなるのでこの辺にします。あっという間でした。冷静にみれば弾丸のようなスケジュールなのに、何故か疲れを感じないのです。合気道の賜物なのか、岡山の地が成せる業なのか、何にせよ合気道という縁があって、恵まれているなぁと改めて感じました。
内田先生、あすかさん、3日間ありがとうございました。この充実した旅のお陰で今年1年頑張れそうです。岡山道場の皆さま、稽古や送迎等ありがとうございました。また行きます! そのときはどうぞよろしくお願いします。

4年 鈴木健浩
無事に単位を取得し、無事に卒業論文を提出し、無事に?最終発表をこなし、無事に審査教員にゴマをすり、無事に卒業出来そうだということで岡山まで卒業旅行に無事に来ることができました。とてもありがたいことです。
内田先生のお宅は、ネズミが徘徊する夢の国にあるアトラクションよりも絶叫し、日本の名所にも負けない素晴らしい景色(遠退いていく天井や迫り来る床)を見ることができ、美味しいご飯(ラーメンに雑炊に鴨つけ蕎麦におでんにカレーうどんetc…)も食べられ、他のどんな旅行先にも負けない最高の卒業旅行でした。
肝心の合氣道に関しては………学生最後にも関わらず課題というより出来ないことだらけでした。もっともっと体の動きを考えた稽古をしたいと強く感じました。目下の目標として、股関節のぬき、肩甲骨を自在に動かす、この二点について考えながら生活したいと思います。
4月からはモラトリアムが終わり、社会人になり、者畜として生活するようになりますが、出来るかぎり稽古にゆきたいと考えています。会社に疲れたら坂谷先生に叩きつけられて気分を晴らします。休みがとれるようになったらまた岡山に来ます。
自分たちが幹部の時に1年生だった後輩が無事に初段をとり、学生としての合氣道は終わりました。
4年間で体感した合氣道の素晴らしさを忘れずに生きていきたいと思います。
合氣道に限らず自分の知らないことを教えてくださった内田先生、滞在中何度も車で送迎をしていただいたあすかさんをはじめ、今回お世話になったすべての方に、感謝いたします。本当にありがとうございました。

3年 佐藤豪紀
今回の訪岡では、いつも以上に金言を賜ったように思います。
「生き方を間違えてる」
正しく生きなくては、とも。
学生のバカ話へのツッコミとして。竹田さんの「事実と真実」の話が合わせて思い出され、正解でなくとも、最低限正しい生き方は見失ってはいかんなあと戒められた思いでした。
他に
「迷ったら面白い方を選べ」
「ポテトサラダには米酢」
など多数。
何より嬉しかったのは「学生のうちにはあと何回来れる」「4年になってもしっかり稽古出ろよ」と励ましの言葉を頂いたことです。師匠と環境とに恵まれて、合氣道を修業出来ていることに心から感謝しています。
心身共に極上の栄養をいただき、ありがとうございました。
余談ですが、水戸に戻った後、学生全員が謎の頭痛に襲われました。恐らく岡山熱に貧弱な脳がダメージを受けた結果だと思われます。恐るべし岡山。脳を鍛えるためにもこれから何度も修業に参ります。

3年 稲川裕紀子
ひとことで、「とても面白かった」です。
今回は先輩方の卒業旅行に便乗させていただき、私にとって二回目の岡山となりました。前回は何よりも緊張が優先してしまっていましたが、今理もキレのある技も、味わい、考え、浸るということができました。
今年度の一年間、昨年度のブランクを忘れさせるほどに駆け抜けた年になりました。坂谷先生のご配慮で夏に初段の審査をしていただいたこと、合同稽古で内田先生の技に触れ、合氣道にのめり込んだことが理由に挙げられると思います。授業より、バイトより、他の掛け持ちのサークルより、何よりも合氣道を優先して取り組むことができました。この一年、本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。
私の技量はまだまだで、先生方がお話していることについていくだけでも精一杯です。それでも、キレのある技を拝見させていただいて「驚き」と「感動」をいただくことで、もっと稽古したい、という想いを抱かせていただきました。
岡山の教採受験も真剣に視野に入れて、この先の人生で合氣道とどのように関わっていくか悩みたいと思います。
合氣道家として、ひとりの女性として、あすかさんのようになれるよう、頑張ります!
3日間、本当にありがとうございました。また、秋にお邪魔させてください。


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