四年生 佐藤豪紀
学生時代、何度岡山を訪れたか。
指折り数えないとわかりません。それほどにお世話になっています。
一年次、夏に岡山に行った同期の憑き物の落ちたような顔が忘れられず、合同稽古に初参加。畳が固かったことと、ただ熱気に圧倒された残暑の日でした。
二年次、鳥大三瓶合宿に坂谷先生らと同行。黒帯稽古の間待機していた間、やはり圧倒されていたように思います。そして焼き肉が美味でした。合同稽古にも参加しぼろ雑巾のようになって帰りました。
三年次、小豆島合宿に参加。他大学の皆さまとの稽古は当時主将であった自分にとり、とてつもない刺激となりました。もちろん合同稽古に参加。合宿で見知った方々が握りに来てくださり、合氣道の繋がりを実感し始めたのを覚えています。3月にも岡山を訪れ、贅沢に過ぎる年度であったと思います。
四年次、夏の合宿には参加できませんでしたが、合氣道のご縁で老舗酒蔵に内定をいただきました。合同稽古では報告も兼ねて皆さまに「郷乃譽」を飲んでいただきました(久下さんが内田先生にお持ちしたもの)。勤め先のお酒が先輩諸氏を笑顔にしていく様子を見て、どうやら進む道はこっちで間違いない、と嬉しく思ったのは記憶に新しいです。そして焼き肉美味しかったです。
そして3月に学生最後となる岡山に。緻密な技の数々にやはり圧倒されました。稽古もさることながら内田先生が夜毎してくださるお話を聞くたび、その懐の深さに感嘆していました。焼肉牧場の凄さにも。
帰水してすぐ引越、その後新入社員研修、一息ついたと思ったら卒業式でした。
新たな環境で心身をすり減らしたりもしますが、自分は大丈夫です。合氣道が矩としてあるから。そこから外れなければ大丈夫、と今までの稽古が、学生全部を費やした合氣道との生活が物語っています。
まだまだ未熟な私ですが、未熟さを真摯に受け止め工夫してみるくらいはできるようになったかなと思います。内田先生他、お世話になった全ての方々、これからもよろしくお願いいたします。弥栄。
四年生 相澤佳紀
今回大学生活に悔いを残さないため岡山合宿に参加させていただきました。三度目にして初めて夜行バスに乗ると吐くというジンクスを克服することができました。
今までやってきて、自分は何ができるようになったかを今回少しでも感じることができればと思っていたのですが、あまりにもできないことが多すぎて自分の成長の無さや稽古不足を情けなく思いました。内田先生から「できないということを認めろ」との言葉をいただき、今までできないことを恥ずかしがり認めようとしなかった、隠そうとしていた自分に気づくことができました。
また普段から使っていた「お願いします」について考える機会をいただきました。教えを乞うために「お願いします」を使うが、「ありがとうございます」を使ってしまうとそこで終わってしまう、だから稽古中は「ありがとうございます」を使わない。そのことを聞き普段自分があまり考えずに使っていた言葉がどのような意味を持ち、どのように使うべきなのか感じることができました。
できないことは多くてもやはり稽古は楽しく、ご飯はとても美味しく、とても充実した二日間を過ごさせていただきました。ちなみに今回の焼肉でホルモンを初めて食べましたが、初めに美味しいものを食べてしまったためもう他のホルモンは食べられないそうです。 大学を卒業し、四月から社会にに出る私ですが、これからも時間を作り稽古に参加できれば、岡山へも行ければと思っています。その際はまたよろしくお願いします。
最後ではありますが体術面、精神面ともにご指導してくださった内田先生、お世話をしてくださった岡山合気修練道場のみなさん、岡山へ送り出してくださった坂谷先生、前回、前々回と吐いてしまった私のために到着直後に袋をくださった上岡さん、本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
四年生 稲川裕紀子
卒業旅行に行かせていただき、本当にありがとうございました。
正直に申し上げます。今回の旅は私にとって4度目の岡山となりましたが、4度目にして初めて「全てが楽しい」2日間を送ることができました。
昨年度は、人や土地に慣れず緊張したり、技のレパートリーがあまりに少なく、内田先生が何を伝えようとしてくださっているのかがわからなかったりなど、稽古が苦痛であることもありました。部活に復帰したばかりで、部員とも上手くコミュニケーションがとれず、部内での人間関係にも苦心していた時期でした。
しかし今年は本当に、何をやっても面白く、2回の稽古の時間もあっという間に過ぎ去っていきました。時計を一度も気にしなかった稽古は初めてでした。
この二年間で合氣道にのめり込み、昇段審査、水戸の武産稽古、内田先生の講習会などを通して多くの技に触れることができたこと、また、たくさんの人に出会い、数多くの価値観を見聞きし、感銘を受けたことなどを通して、新しいことを学ぶ、ということが、本当に嬉しく感じられるようになりました。
一年前に教えていただいた、一文字腰、無足そして半身、11月に教えていただいた脊柱回旋など課題が多く、昨年度はただただ取り組んでいたものも、一つ一つの技を細かく見ていくようになってから、それを身につけることができたら技がどう変わるか…そう考えるとわくわくして、稽古せずにはいられなくなりました。本当に楽しかったです。
また、例に違わず今回も、美味しいご飯をいただきました。初めて食べた肉吸いと焼肉は本当に美味しくて、「美味しい」以外の言葉が見つかりませんでした。
焼肉をご馳走してくださっただけでなく、バスの手配から日程調整まで、私たちのためにお時間を割き、お手間をかけてくださった坂谷先生に、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
今回の卒業旅行は、4月から現場で働くための大きな力となると思います。合氣道に関わる機会が減ってしまうということに、大きな不安がありますが、日常、一人でもできることを少しずつやっていきたいと思います。
社会人になっても、夏休みなど時間を見つけて、また岡山に行かれたらいいな、と思っています。
本当に、ありがとうございました。
四年生 和知宏武
大学一年生の夏に岡山で初めて稽古をさせて頂いた時から早くも四年の月日が流れ,今回の稽古は大学生としては最後の岡山稽古となりました.内田先生の稽古で目を輝かせている一年生の後輩達を見ていて,自分が初めて岡山で内田先生にお会いして稽古をさせて頂いた時のことを思い出しました.驚愕でした.稽古も食事もすべて.改めて思い返してみて,本当に合氣道に出会ってよかったと思える四年間でした.私は今後も茨城大学に院生として残りますので,まだしばらく学生として稽古をさせて頂くことになります.同期達の卒業により学生は少なくなってしまいますが,今後は茨城大学合氣道部の大総統として,後輩達と一緒に稽古をしていきます.頼りない部分も多々ありますが今後ともよろしくお願いします.最後になりますが,内田先生,身体に溜まったすべての邪気が吹っ飛ぶような素晴らしい稽古と美味しいお料理,そしてお酒をありがとうございました.頂いたぐい飲みは家宝にさせて頂きます.さむはらTシャツLサイズを着こなせるように一所懸命稽古します。
坂谷先生,焼き肉が最高に美味しかったです.本当にありがとうございました.ご馳走様でした.先生もご自身の稽古を岡山で楽しんでいらしてください.さらに,岡山に滞在中お世話をしてくださり,一緒に稽古をして頂いた皆様,ありがとうございました.また必ずお世話になります.よろしくお願いします.岡山にいる間には癖が直らず何度も言い直していましたが,感想文はしっかり締めます.「お願いします!」
三年生 末永圭一
10月の合同稽古以来、約半年ぶりの岡山へ。今回の岡山では、10月には少しは理解できたのかなと思ってたことは全て自分の思い込みであり、新たに努力すべきことを見つけ、自分の間違いに気付かさせていただいた2日間でした。
この半年はそもそもの稽古不足も響き、また自分の精神も未熟だったせいか稽古中でも外でも迷いや悩みがとれずに過ごしていましたが、岡山での2日間の稽古では良い意味で何も考えずに楽しい時間を過ごすことができました。
稽古以外の時間でも様々な人のお話を聞くことができ、自分が成長していく航路の澪標を見つけ、大学生活最後の一年間を今よりもずっと有意義な時間としたいと思えるようになりました。
4年生はなかなか忙しいようですが、また岡山へ行った時に新たな気付きができるよう自分のできる限りの中で日々精進していきたいと思います。
一年生 杉本祐李
今回、初めて岡山に行かせていただきました。坂谷先生や先輩方からいろいろなことを聞いていたので、岡山に行くまで、期待と不安がないまぜになっている状態でした。岡山についてからもずっと緊張していたのですが、内田先生の技とお料理に感動し、稽古もとても楽しく本当に充実した2日間でした。先生や先輩方がすすめて下さった理由がよくわかりました。岡山にいる間ひたすら無足を練習していたのですが、習得できなかったのがとても悔しいです。是非また岡山に行かせていただきたいと思いました。最後になりましたが、出迎えて下さった内田先生、岡山の皆様、行ってこいと背中を押してくださった坂谷先生、本当にありがとうございました。
一年生 小山莉奈
今回、初めて岡山に行きました。少し緊張したのですが、皆様に温かく接していただき、楽しく、充実した二日間を送ることができました。
稽古では、力を使わずに技をかけている感じがよく分かりました。身体の使い方もたくさん教えて頂いたのですが、ほとんど出来ませんでした。教えて頂いた無足は岡山では出来たり出来なかったりだったのですが、茨城に帰って来てからは、何故か出来なくなってしまいました。教えて頂いたことを思い出しながら、これからも稽古をし、出来るようにしたいと思います。
今回、岡山で武器をいただいたのですが、新品の剣と杖を見たときは感動しました。先生に焼印を押して頂いた時はさらに感動しました。大切に使っていきたいと思います。
今回、岡山に行くことができて良かったです。
内田先生をはじめ、岡山道場の方々にいろいろなことを教えて頂いたので、有意義な二日間を送ることができました。ありがとうございました。
一つ心残りだったのが、先輩に頼ってばかりだったことです。もう少し、自分で考えて自分から行動できたら良かったと思いました。
これからも皆様にたくさんご迷惑をおかけすると思いますが、精一杯稽古に励んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。