2018年10月 岡山合宿 感想文

四年 小野寺岳
21回合同稽古、内田先生をはじめ岡山合氣修練道場の皆様、他道場の皆様、鳥大、徳大の学生、とてもお世話になりました。
毎年前泊をしたいと思っていて、学生最後のチャンスでしたが、就職先の内定式がありまして通常日程通りの参加になりました。遊び稽古ではますます深まる内田先生の柔らかい技に驚きつつ、多くのアドバイスもいただき、小さいものではありますが収穫もありました。合同稽古は四年連続での参加でしたが、諸手からはじまり一教、四方投げ、呼吸投げなど普段組まない方との稽古はとても刺激を受けます。年に一回しか会わない鳥大、徳大の同期の皆さんともお互いに近況を報告しあったりと仲良くさせていただきました。新入部員の数や現役部員数などを聞くと茨大が1番多いとわかって驚きました。あと半年もない学生生活ですが、最後まで稽古に励みたいです。来年の合同稽古は警察学校の関係で参加することができない可能性が高いので再来年また皆様と楽しく稽古ができたらいいなと思います。

四年 八木龍太
 今回で岡山へ来たのは3回目となりました。実は前回岡山へ来たのは1年生の時で、それ以降は資金の事情や他の用事が重なりどうしても岡山へ行けない・・・という状況が続いていました。しかし、今年が茨大生として来ることができる最後の合同稽古。「どうしても行きたい!」という一心から、予算を作っておいて、備えてきました。その結果、非常に熱いひとときを過ごせたと思います。
 到着初日には、改めて遊び稽古の大切さを考えさせられました。この三年半で技の形を覚えてきたので、これからは質をどんどんと高めていかなければなりません。しかし学生稽古においても、うまく技がかからないと感じることが多く、伸び悩みを感じていました。例えば諸手取り呼吸法においても、後輩が成長してうまく邪魔してくるようになったため、少しずつ動けなくなってきています。他の体術や武器技においても、「こんなんでいいのか?」と思う部分が山積みです。そろそろ、蹴らない動きをはじめとした種々の遊び稽古を本格的に練習していかなければならないと思いました。黒田鉄山のDVDも買おうかなぁと考えています。
 二日目の合同稽古は最高でした。前日からワクワクが止まりませんでしたが、いざ武道館に到着すると、血沸き肉躍る最高の空間が広がっていました。力いっぱい握られたものを力まずに投げた時、あるいは力いっぱい握ったのにあっけなく投げられた時、「これぞ合気道!」という感動が沸き上がります。また、自分の動きが通用しない時も悔しさは全く無く、より一層の修練を積もうという決意が生まれました。そして合同稽古が始まり、様々な技をかけあい、皆で技を高めていく…気温のせいもありましたが、非常に熱いひと時を清々しく過ごすことができました。
 自分はもうすぐ卒業し、神戸の大学院へと進学します(京都からの通いですが)。卒業後も合気道を続けるつもりですが、今まで通り岩間の合気道をすることはできなさそうです。このことについて内田先生とお話する機会がありましたが、「いろんな先生の技を見てみると良い」、「茨大生が来るときに一緒にうちへ来るといい」と言っていただきました。またお弟子さんにも、都合がつけば送ってくださると言っていただき、本当にうれしい限りです。大学院での研究生活がどれほど忙しいかはわかりませんが、落ち着いたら、ぜひ稽古をつけていただきたいです。ともあれ、まずは残された数か月の間、この茨城の地で稽古に励み、少しでも多くを吸収していきます。
 最後になりましたが、合同稽古を主宰していただいた内田先生とお弟子さん方、日頃よりご指導いただいている坂谷先生、そして腕を握り、握らせていただいた合同稽古参加者の皆様に心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。来年の合同稽古でも、どうぞよろしくお願いいたします。

三年 金野弘佑
内田先生と岡山合氣修練道場の皆様、鳥取大学合氣道部、徳島大学合氣道部の皆様、2日間ありがとうございました。私個人としても、茨城大学合氣道部としてもとても楽しい合同稽古でした。
さて、今年の合同稽古は私にとって3回目のなります。
毎年参加していますが、回数を重ねるごとに得られるものが増えていくのが分かります。
合同稽古前日の稽古や遊び稽古で体の使い方への意識を深めた後に合同稽古に臨むことが出来るという、贅沢な環境に居られることに喜びを感じました。
また、直会では鳥大、徳大の皆様と交流を深めることが出来、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
合同稽古で得たものを少しでも多くほかの部員に伝えられるよう、水戸で稽古に励もうと思います。

三年 坂谷朱里
今回は通算3回目の岡山合宿に参加させていただきました。
合氣道を始めて2年になるのに、内田先生の技を理解できないことがありとても歯がゆい気持ちになりました。
私は今まで部活動で合氣道を楽しく稽古しておりましたが、合氣道を部活動の仲間たちとやる楽しい稽古というよりも、自分の心身を鍛えるための稽古という側面の方が大事だと今になって胸に突き刺さりました。これからの稽古は楽しくやりつつも、修行のようなイメージで、目に見えるもの全て吸収するように集中してやります。
岡山では間違いを犯さないようにと意識しておりましたが、時間にルーズである、周りが見えないなど自分の欠点がかなり出てしまい、先輩後輩やお世話になった皆様に大変なご迷惑をおかけしたこと、心からお詫び申し上げます。
これを機に、普段の行動から自分を厳しく律して、自分を見つめ直し細心の注意を払って行動するようにします。内田先生、坂谷先生、お世話になった皆様方に感謝いたします。本当にありがとうございました。

二年生 佐久間 志保
今年も合同稽古に参加させて頂きました。技ひとつひとつに凝縮された理論の多さに、毎度ながらついていくのに苦戦しつつも今回もたくさんのことを気付かされました。
二年になり約半年が経ち、後輩に教える側に回ることが増えてきましたがそれと同時に、様々な場面で「これで良いのだろうか?」と思うことも増えてきました。自分は後輩にちゃんと教えられているのかというのもそうですが、果たして自分が技を深く理解できているのか?そして一年と少し稽古をしてきて、成長出来ているのだろうか?昨年は全然自分の技は通用しなかったけれど、今回はどうだろうか…
そんなことを考えつつ迎えた今回の岡山でした。もちろんまだまだと思うところも山程ありましたが、かかった手ごたえを感じたものもあり、少しでも自分の技が通用したことがとても嬉しかったです。
今回の合同稽古を通して、先ずは自分の技を今回稽古をしていく中で気づいたこと、教わったことを自分の中で反芻し消化すること、そして無足を技に応用する為、遊び稽古も蔑ろにせず同時に稽古していくことが今後の自分のやるべきことだと思いました。教える立場になっても、謙虚に、そして己の帯に恥じぬよう技を磨いて行きたいです。
最後になりましたが内田先生をはじめとする今回お世話になりました方々に御礼申し上げます。ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

二年 岩田健太郎
今回初めて参加させていただきました。10月の岡山は、そこまで熱くないだろうと高をくくっていたのですが、実際は、2日間通して気温が高く、半袖を持ってきて正解だったなと実感しました。(特に1日目は、30度を超えていたらしく、10月でもここまで上昇するものなのかと驚きました)。
 今回の合宿では、遊び稽古と合同稽古がメインで行われたのですが、雰囲気が普段の稽古と違っていたため、初参加の自分にとってはうまく馴染んでいくことが出来ませんでした。しかし、それぞれの稽古において感じたことも多くありました。
 まず、遊び稽古においては、内田先生が技をかけている姿を見て、圧倒されました。なぜなら、無駄のない動き、即ち力を入れない動きで相手の体勢を崩していたからです。また、自分もいろいろな人に技をかけてみたのですが、見た目に反して難しく、うまくかけることが出来ませんでした。
 次に、合同稽古においては、他大学の方や他道場の方とご一緒させていただきました。最初は、諸手取り呼吸法をひたすら稽古したのですが、なかなかうまくかからず、稽古不足を悟られたような気がしました。また、内田先生による稽古では、普段の稽古では見ない技もいくつかあり苦戦しましたが、技のレパートリーが増えたので、今後の稽古でも活用出来たらいいなと感じました。
 最後になりましたが、内田先生はじめ今回の岡山合宿でお世話になった方々にお礼申し上げます。本当に有難う御座いました。これからも稽古に励んでいこうと思います。

二年 池田成徹
今回、私は初めて岡山の合同稽古に参加させていただきました。
前日は、内田先生の道場で自由をし、自分には到底できそうにない技をかけていただきました。合氣道の深さをひしひしと感じました。
合同稽古では、初対面の方と多く組みました。全く歯が立ちませんでしたが、とても楽しかったです。
合同稽古で得た貴重な経験を活かして、これからの稽古に取り組みたいと思います。
来年も参加したいと思います。
ありがとうございました。

一年 武田陸
 八月に続いて2回目の岡山稽古の参加となりました。十月になり涼しくなったのではないかと期待しておりましたが予想以上の暑さに面食らいながら内田先生のお宅にお邪魔しました。とても美味しいご飯も頂きありがとうございました。夕食のおでんを食べながら頬が落ちるとはこのことだ、と思いながら頂いたのを覚えております。初日の岡山合氣修練道場の稽古、二日目の徳島大、鳥取大との合同稽古も非常に難しく、難解な技ばかりでしたがその中でも自分の中で腑に落ちた部分もあったのではないかと思います。稽古前の諸手取り呼吸法にはとても緊張しましたが、様々な方にお相手をして頂き技への理解が深まったと感じました。稽古後の直会では同学年の他大学の方とお話する機会にも恵まれ、色々な感想を共有することができました。
最後ではありますが、内田先生、坂谷先生をはじめ道場の方々、徳島大、鳥取大の皆様に心より感謝申し上げます。

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