2018年8月 岡山合宿 感想文

四年生 小野寺 
通算9度目の岡山です。内田先生をはじめ岡山合氣修練道場の皆様には今回も大変お世話になりました。後輩たちへの指導が足りていなかった点が多く、反省の多い合宿にもなってしまいました。
今回は例年と違って過ごしやすい気候で稽古もしやすくとても助かりました。
内田先生の技は凄まじいほどのスピードで進化(深化)しており、受けを取るたびに驚かされます。型を知り、合気道を知れば知るほどそのとてつもなく先を進む先生に尊敬の念を抱きます。なんでそんなことができるのか、どうしてそうなるのか。わからないことだらけです。
私事ですが、無事内定をいただき就職活動を終えました。就職祝いということで、内田先生から呼吸力の土瓶をいただきました。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。青唐辛子入りの焼酎は大人の味でアルコール耐性をもっとつけたいと思いました。一杯でノックアウトでした(笑)
岡山から帰り、二段の昇段審査を受けました。無事昇段することができ気持ちが一層引き締まります。本番の受けをとってくださった坂谷先生と直也先輩と四年生の同期のみんな、お忙しい中稽古をつけていただいた佐藤先輩には心から感謝をしています。坂谷先生からいただいた段に恥じることのない実力をつけていきたいです。
最近思うようになったことで、岡山にお邪魔させていただいた際や、懇親会、普段の稽古の中で内田先生や坂谷先生から「斉藤先生はこんなにすごい先生だった」という趣旨のお話をよく聞きます。私はなんというかそのお話を聞くのがとても好きで「なぜ先生方はこんなにも素晴らしい技を持っているのに傲慢にならず、師匠を敬ってなんて謙虚な姿勢なんだろう」と考えます。僕らが先生方を尊敬しているように、先生方も斉藤先生を尊敬し、また斉藤先生も大先生を尊敬していたんだろうなと考えるとそうして続いてきた合気道の歴史の一端を担えているような気持ちになりとても胸が熱くなります。私も気づいたら大学四年生、あと半年ほどで卒業です。来年からは警察官として世のため人のために一生懸命に働きます。その上で先生方から教わった合気道が役に立てばこれほど嬉しいことはありません。
そのためにも、日々の稽古に励み精進してまいります。次は合同稽古です。就職先の内定式の予定がまだはっきりしないのでわからないですが、是非参加したいと思います。また皆様にお世話になります。よろしくお願いします。

二年生 佐久間 志保
今年も岡山合宿に参加させていただきました。昨年の夏より遊び稽古や技をかける時の身体の使い方が少しでもできるようになっていたらいいなと思いつつ参加させていただきましたが、やはりできないことの方が多く、今回も昨年と同様技の難しさを思い知りました。なかなかうまく身体を使えず、力のぶつかりが生じてしまい、ああではない、こうではないと自由時間に色々と試し、前回と同様難しくも充実した時間を過ごせました。何か少しでも身体の使い方のヒントが得られるかもしれないと、内田先生に技をかけていただいても、何をされたか分からないうちに倒されてしまいました。相手に悟られないように技をかけるというお話があり、正にこの事だと思いました。
また、今回の合宿で特に実感したのは、自分は無足の練習が足りないなという事です。内田先生や道場の方のお話を聞いていると、無足ができるようになるには意識的に練習する必要があるなと改めて思いました。普段から意識して練習し、いずれ技に応用できるようにして、より技の精度を高めていきたいです。
最後になりましたが、内田先生をはじめお世話になった方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。またよろしくお願い致します。

二年生 氣賀澤 真子
今回初めて岡山合宿に参加させていただきました。二日間、大変お世話になりました。
内田先生とお会いしたのも初めてで、技を掛けていただいた時、先生の技を掛けている姿を見ることすら出来ず身体が崩れて驚きました。
また、先生が遊び稽古の際にとても丁寧に身体の使い方の解説をしてくださいました。ですが、まだ未熟な私では全て理解することは難しく、理解はできても身体が思ったように動かせず、型稽古では大まかな形をなぞることしか出来ず、練習不足を強く実感しました。
食事の席では、美味しい御飯を食べながら先生方の貴重なお話を聞くことが出来て、とても楽しく充実した時間を過ごせました。ただ、日本の政治の話になった時、詳しい話があまり分からず、もっと関心を持って自分の意見をしっかり持ちたいと思いました。
この二日間で学んだ、合氣道や日本という国への考えを胸に刻み、これからも修練に励んでいきたいと思います。本当にお世話になりました。御指導ありがとうございました。

一年生 遠山 可奈
5月に行われた内田先生の講習会に参加することができなかった私は、今回の岡山合宿で初めて内田先生とお会いしました。
稽古が始まり、内田先生に技をかけていただいた時、自分がかけていた力が一気になくなったような感じがしました。抵抗する間も無く気がつくと畳に落ちていたり、抵抗しているのに簡単に制されてしまうという不思議な体験をし、合氣道がどのようなものか知らずに入部した私は、「これが合氣道か!合氣道ってすごい!」と驚き感動しました。
教えて頂いたことはとても難しく、全くできなかったけれど、繊細な動きを習得できるようにこれからの稽古で意識して頑張りたいと思いました。
岡山での二日間は充実してあっという間でした。
このような機会を作って頂いたことに感謝いたします。

一年生 高橋 寛多
「夏の岡山は40℃を越える環境で稽古をする。」という事前情報を聞き、暑さに弱い私がそのような環境で稽古ができるのかという不安とともに初めての岡山合宿に参加させていただきました。そんな不安とは裏腹に、岡山滞在中はとても涼しく、水戸よりも快適に過ごすことができました。
 2日間の稽古は各日ともに1時間程度で普段の稽古と比較してあっという間に終わってしまいましたが、内容はとても濃密なものでした。初めてやる技も多く、難しく感じることが多々ありましたが、組んでいただいた方々に基本的なことから丁寧に教えていただき、これから合氣道をする上での礎を築く良い機会となりました。今後は今回教わった基本的な事にこだわって日々の稽古に励み、成長して再び岡山を訪れようと思います。
 最後になりましたが、内田先生をはじめ今回岡山でお世話になった全ての方々に感謝申し上げます。

一年生 一年生 武田 
 今回初めて岡山合宿に参加させていただきました。暑いと聞いていた岡山でしたが非常に涼しく、気持ちの良い環境で稽古ができました。合氣道を初めて半年も経っていない自分ですので岡山合氣修練道場の稽古についていくのは非常に大変で、内田先生に丁寧に教えて頂いたにもかかわらず、技を理解するのが難しく、組んでくださった道場の方にも大変ご迷惑をおかけしましたが、それ以上に二日間で得るものも多く非常に充実した稽古でした。また、内田先生自ら作ってくださる料理の数々、どれも頬が落ちそうな美味しさでした。卵雑炊は日々の不規則な食生活によって荒れた僕の胃袋に優しく染み渡りました。内田先生をはじめお世話になりました道場の皆様本当にありがとうございました。

一年生 三輪 初音
私は今回初めて岡山合宿に参加させていただきました。岡山に行くこと自体人生で初めてだったため暑さに負けないか不安でした。しかし、今年は過ごしやすい気温で充実した2日間を過ごすことができました。
  内田先生のお宅にお邪魔してすぐに始まった遊び稽古では、やはり分からないことだらけでした。技をかけて頂いた際、先生は「これで繋がった」とおっしゃいました。どうやら相手に技をかけるときには、自分と相手が繋がるようです。私もその繋がった感覚を一日も早く味わいたいと思いました。また、初めて鍛錬棒に触りました。坂谷先生に助けて頂きながら持ち上げようとしましたが、1人では落とさないように保っているのが精一杯でした。その日の夜や次の日の午前の稽古では、まだ技の順番も分かっていない私に一緒に組んでくださった方たちが丁寧に教えてくださいました。2日間の稽古を通して、これからもっと稽古を重ねて次に内田先生にお会いするときにはもっと多くのことを吸収できるようにしたいと思いました。 私は焼肉もとても楽しみにしていました。岡山で食べた焼肉は今まで食べたものとは比べものにならないくらい美味しかったです。
   最後に、初めての岡山合宿では今までになかった体験をたくさんさせていただくことができました。今回の合宿でお世話になった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

一年生 市原 優香
この度、初めて岡山稽古に参加させて頂きました。
この稽古を通して、今まで以上に合気道は人体構造と密接に関係しているという事を学ぶ事が出来ました。道場の端に設置された骨格標本からも、まずそれを知るという事が大切なのだと理解させられました。しかしながら、それを実際に行うのはとても難しく、自分の未熟さを再度痛感させられました。
また、折角実演し、原理を教えて頂いているのにも関わらず自分がまだ動きを覚えておらず、実感するのには程遠かった事を口惜しく思いました。
また、稽古のみならず、歴史等様々な視点から見る事も大切だということが分かりました。合気道や日本の歴史の話は大変興味深く、またそれに関連する蔵書の多さに圧倒されました。
少しでも合気道の世界を知る事が出来るよう、今まで以上に稽古に励み、知識を増やしていきたいと思います。
最後に、この貴重な経験をさせて頂き、時間を割いてくださった内田先生をはじめとする皆様方に心より御礼を申し上げます。



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