四年 百合嶋 隆太
内田先生をはじめ岡山合氣修練道場のお弟子さんの皆様には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
私は大学院に進学しますが、1つの区切りとして、1年生の時からの感想を書かせていただきます。拙い文章ではありますが、思ったことを素直に書かせていただきます。
大学1年生の新入生歓迎を兼ねた水戸講習会ではじめて内田先生にお会いした時に、合氣道の技術に大変驚いたことは今でも忘れられない思い出です。身体が言うことを聞かず操られるような、あるいは無力である感覚は初めてであり、スポーツとは一線を画したものであると感じました。当時、まったく合氣道の深みを知らない私は、これほどまでに完成された技をみて、内田先生は完成された技を既に教えるだけの段階に到達しているのではないか、世界最高の合氣道家ではないかと思いました(今でもそう思っています)。それから約4年の月日が流れました。内田先生には合宿、水戸講習会等で年間3回以上はお会いしました。単純に平均して4か月に一回以上のペースでお会いしています。内田先生にお会いするたびに帰り際には、もうこれ以上の進化はないだろう、これ以上に美しく・軽く・強く・激しい技、改善の余地はどこから生まれてくるのだろうか?と思っています。また内田先生がお帰りになられた後の道場あるいは、私が岡山を後にする時には、今後の稽古の方向性が分かった満足感と同時に押し寄せる大量の課題が山積みとなった絶望感を味わっておりました。これ以上の進化は・・・そんな思いは、内田先生にお会いするたびに裏切られます(もちろん良い意味でしかありません)。内田先生は常に進化し続けていると毎度のことながら感じております。また誰もが理解しやすい理論、説明が確立している(身体はいうことを聞いてくれないのですが)ため、抽象的な概念、体験したことない感覚をできる限り具体的に知り、楽しく稽古を行うことができており、大変ありがたいことであると日々感じております。私には大学院としてあと2年、人生で言ったらまだまだ長いはずですので雲の上の存在である内田先生に少しでも近づいて、まるでマジシャンのように不思議なことができ、弥勒菩薩のように芸術的な姿勢、体捌きができるようになりたいです。今回の稽古では脚立理論、正中の理解・体得が目玉の内容であったと思いました。常に脚立が機能している状態を意識した体捌きを行うことが重要であることが分かりました。私がこのようなことを言うのは大変恐縮なのですが、今回一番印象深かったのは、内田先生の残心です。技の終わった後の後ろ姿を見た瞬間にYouTubeや書籍でしか見たことないですが、私の中で大先生の姿が重なったことです。大変衝撃を受けました。この四年間を通して少しは私の観る目が養われたのか、それとも・・・。とにかく美しく感じました。
すっかり合氣道の感想になってしまいましたが、岡山の楽しみといえば絶品料理に美味しいお酒、念願の伊勢海老ラーメン大変おいしかったです。また絶品料理を楽しみに是非来岡させていただきたいです。
四年 金野弘佑
内田先生のお宅に泊まらせていただき、稽古をつけて頂きました。
正中を意識する事が重要だとは日頃の稽古でも教わっていましたが、今回の合宿では特にその正しい立ち方、正中の感覚について教わり、その感覚を体に馴染ませるには日常から稽古する必要があることを感じました。
また、今回の合宿では卒業生の卒業旅行をくっつけた関係で、短い滞在になってしまいましたが、内田先生やお弟子さんの方々に様々なご親切をたまわりました。本当にありがとうございました。
四年 坂谷朱理
4年生の最後に伺わせていただきました。
今回の合宿では、卒業旅行も兼ねておりましたので、1日の滞在でしたが、内田先生に教えていただいて、密な1日を過ごさせていただきました。正しい半身をするための正中を正す姿勢の仕方について教わりました。
内田先生はお会いするたびにその立ち振る舞いや合氣道への真摯な姿勢を見て、心身が洗われるような感覚にいたります。院生になりますので後2年、眩しすぎる存在である内田先生に少しでも近づけていけますよう、今回の教えを熟考して身につけていきます。
内田先生、優実さん、岡山合氣修練道場の方々、4年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。後2年、よろしくお願いいたします。
四年 鈴木志帆
卒業旅行ということで、大学4年間で最後の岡山合宿に参加させていただきました。夏合宿・合同稽古になかなか参加できず、久々の岡山だったため、少し緊張して臨みました。
稽古では、正中を意識することの大切さを改めて学ぶことができました。理論は少しずつ理解できてきても、その通りに体を動かしていくことは難しく、自分の未熟さを痛感しました。なかなか技を掴めない私に、内田先生をはじめ岡山の皆様は丁寧に教えてくださいました。本当にありがとうございました。
今回も、内田先生の技と体の動きには圧倒されるばかりでした。1年生の時、入部して初めて内田先生の技を受けた時に、「神さまのようだ」と思ったことをよく覚えています。それは4年生となった今でも変わりません。 岡山では、美味しいご飯をいただき、内田先生や岡山の皆様からあたたかい励ましのお言葉をいただきました。大学を卒業して、なかなか合氣道に関わることができなくなりますが、この合氣道部の稽古で内田先生をはじめ坂谷先生、岡山の皆様、先輩方に教えていただいたことは忘れることはないと思います。 本当に学びの多い卒業合宿、学びの多い大学生活になりました。この経験を糧に、今後も精進していきたいと思います。 4年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
四年 増澤優里香
学生最後の岡山合宿、内田先生をはじめ、岡山合氣修練道場の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。
岡山合氣修練道場の方々と稽古をしたことは貴重な経験であり、楽しい思い出となりました。稽古中、内田先生は私の怪我を気遣って稽古内容を選んで下さいました。おかげさまで楽しく有意義な時間を過ごすことができ、嬉しかったです。
合氣道を通じて学んだことを糧に、これからの社会人生活を頑張ります。
最後となりましたが、日々稽古をつけて頂いた坂谷先生をはじめ、水戸合氣修練道場の方々、合氣道部の皆様、今まで大変お世話になりました。合氣道部のおかげで楽しい大学生活となりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
社会人になっても、また時間があるときに遊びに行きたいです。
四年 稲山誠也
今回は卒業旅行を兼ねた、大学生活最後の岡山での稽古でした。正直なことを言うと、4年生になってから就活や卒論、他のサークルの行事のためなかなか稽古に行けず、合気道自体からだいぶ離れてしまっていたため出発時は不安な気持ちで一杯でした。
しかし、久しぶりに内田先生より伺った、身体の動かし方や正中についてのお話は頭で理解するにはとても明解なものであり、同時にその通りに身体を動かすのが容易ではない(今でもまだ非常に難しい)不思議なものでありました。特に、正中と足の動かし方の形を脚立に見立てたお話は、まさにその代表でありました。それ故に、朝の遊び稽古が終わった時にはすでに不安は「何とか少しでも、先生のおっしゃった通りに動けないだろうか」という考えに追いやられていました。
今回の稽古を振り返ってみれば、1年生の夏に初めて岡山に伺い、内田先生の不思議な技の数々を体験させていただいた際に感じた「合気道の楽しさ、奥深さ」を改めて思い出すことが出来た、そんなとても充実した時間だったように思います。私は卒業し東京へと行ってしまいますが、この4年間、内田先生の元で稽古が出来る機会をもっと大切にすればよかったというちょっとの後悔と、今回また感じることのできた楽しさや奥深さを忘れないようにしたいと思います。そして、これからそう遠くない未来でまた武産合気道を学べたら…と、少しだけ期待しております。
忘れてはならないのが、岡山稽古のもう一つの目玉である内田先生の料理について、僭越ながら相変わらず衰えないお味であったと記載しておきます。前々から諸先輩方より噂に聞いていた伊勢海老ラーメンも頂けて、そしてこれまた非常に絶品でした。もちろん、美味しいお酒もたくさん頂きました。最後になりますが、内田先生と奥様、岡山合氣修練道場の皆様方、今回も本当にお世話になりました。ありがとうございました。
三年 佐久間志保
久しぶりに岡山での稽古に参加させて頂きました。主将として岡山へ行くのはこの時が初めてで、レポート明けの鈍った身体で稽古について行けるか不安でしたが、皆様変わらずご指導下さり嬉しかったです。
技の中で常に正中を意識するのは難しく、普段自分が意識してるつもりでも、無意識のうちに傾いたり、力んだりしていることがよく分かりました。変に癖になってしまっているところもあるので、今まで以上に丁寧に稽古をする必要があると思いました。何度も岡山へお邪魔しておりますが、その度に新しい発見があり、三年間稽古しても尚出来ないことが山ほどあることに気づくことができます。素直に認め、謙虚に稽古を積んで行こうと思います。
私はあと一年大学で稽古することができます。どこまで技を高めていけるか分かりませんが、変わらず悪戦苦闘しながらも楽しく稽古して行けたらと思います。
内田先生、坂谷先生はじめ稽古をつけてくださった皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。