基本はどこまでも変わらずに、有用です。つまり、最初の構えの握りから、何も変えていません。しっかりと、手の甲は上に、生命線に沿って、グッと力を入れずに自然に握ります。
5/31
技考469(一日一考)。
一の組太刀の話88。
「打ち太刀は、受け太刀の剣が上がって胴が空くから、そこを斬り、剣を上げる。」
「受け太刀は、さがって、打ち太刀の剣をかわす。」
「打ち太刀は、斬り上げた剣を進みながら、打ち込む。」
「受け太刀は、まっすぐ下がって受ける。」
「受けた剣、胸を刺す。」
「打ち太刀が小手を狙った場合は、剣を振り上げない。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した2の動作です。
これからは、2の動作の内の2.の受け太刀の動きを述べていきます。
型は、受け太刀が逃げたのを、打ち太刀が察知しているから、追撃します。
受け太刀は、後ろに下がって打ち込みを受けます。その場にはいません。
必ず、まっすぐ下がります。
先生は小枝で線を引いて、まっすぐ下がることを、丹念に教えていました。
五の合わせと同じに、半身になってこだわって、剣は受けます弾いたりしません。半身だから、打ち込みをかわせて、受けることができます。
打ち太刀が受け太刀の小手を斬って来た場合は、合わせる高さは横面より低くなります。
受け太刀は、剣を大きく振り上げる道理はありません。
打ち太刀の打ち込みに合わせる、またそう呼び込むのが、大先生の仰っる「山彦の道」です。
6/1
技考470(一日一考)。
一の組太刀の話89。
「打ち太刀は、受け太刀の剣が上がって胴が空くから、そこを斬り、剣を上げる。」
「受け太刀は、さがって、打ち太刀の剣をかわす。」
「打ち太刀は、斬り上げた剣を進みながら、打ち込む。」
「受け太刀は、まっすぐ下がって受ける。」
「打ち太刀は、受け太刀の横面を打つ。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
「型は、勝負は終わってないんだ。だから、打ち太刀は打ち込んだ。」
こう、3の動作の理を仰っていました。
6/2
技考471(一日一考)。
一の組太刀の話90。
「打ち太刀は、受け太刀の剣が上がって胴が空くから、そこを斬り、剣を上げる。」
「受け太刀は、さがって、打ち太刀の剣をかわす。」
「打ち太刀は、斬り上げた剣を進みながら、打ち込む。」
「受け太刀は、まっすぐ下がって受ける。」
「打ち太刀は、受け太刀の横面を打つ。」
「横面とは、こめかみである。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
「型は、勝負は終わってないんだ。だから、打ち太刀は打ち込んだ。」
「横面とは、こめかみを打つ。」
こう仰って、横面のさらに細かい場所を示してくれました。
6/3
技考472(一日一考)。
一の組太刀の話92。
「打ち太刀は、受け太刀の剣が上がって胴が空くから、そこを斬り、剣を上げる。」
「受け太刀は、さがって、打ち太刀の剣をかわす。」
「打ち太刀は、斬り上げた剣を進みながら、打ち込む。」
「受け太刀は、まっすぐ下がって受ける。」
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
打ち太刀は、左半身から右半身に変わるのは、右足が進むからです。半身の切り替えを大事にしないといけません。
6/4
技考473(一日一考)。
一の組太刀の話93。
「打ち太刀は、受け太刀の剣が上がって胴が空くから、そこを斬り、剣を上げる。」
「受け太刀は、さがって、打ち太刀の剣をかわす。」
「打ち太刀は、斬り上げた剣を進みながら、打ち込む。」
「受け太刀は、まっすぐ下がって受ける。」
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「避けない。くぐらない。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
打ち太刀は、左半身から右半身に変わるのは、右足が進むからです。
その際、受け太刀の剣をくぐったり、Uの字に避けたりしません。
ずばり、打ち込みが遅くなるからです。足、体が、ぶつからずに進んで行きます。
6/5
技考474(一日一考)。
一の組太刀の話94。
「打ち太刀は、受け太刀の剣が上がって胴が空くから、そこを斬り、剣を上げる。」
「受け太刀は、さがって、打ち太刀の剣をかわす。」
「打ち太刀は、斬り上げた剣を進みながら、打ち込む。」
「受け太刀は、まっすぐ下がって受ける。」
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「剣と剣との接点は変えない。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
打ち太刀は、左半身から右半身に変わるのは、右足が進むからです。
その際、ここが大事なところですが、剣と剣が合っているところを変えずに進みます。押したり、剣を引いたりしません。
6/6
技考475(一日一考)。
一の組太刀の話94。
「打ち太刀は、受け太刀の剣が上がって胴が空くから、そこを斬り、剣を上げる。」
「受け太刀は、さがって、打ち太刀の剣をかわす。」
「打ち太刀は、斬り上げた剣を進みながら、打ち込む。」
「受け太刀は、まっすぐ下がって受ける。」
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「剣と剣との接点は変えない。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
打ち太刀は、左半身から右半身に変わるのは、右足が進むからです。
その際、ここが大事なところですが、剣と剣が合っているところを変えずに進みます。押したり、剣を引いたりしません。
6/7
技考476(一日一考)。
一の組太刀の話95。
「打ち太刀は、受け太刀の剣が上がって胴が空くから、そこを斬り、剣を上げる。」
「受け太刀は、さがって、打ち太刀の剣をかわす。」
「打ち太刀は、斬り上げた剣を進みながら、打ち込む。」
「受け太刀は、まっすぐ下がって受ける。」
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「剣と剣との接点は変えない。」
「接点を動かさないから、打ち太刀の剣から身を守れる。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
打ち太刀は、左半身から右半身に変わるのは、右足が進むからです。
その際、ここが大事なところですが、剣と剣が合っているところを変えずに進みます。押したり、剣を引いたりしません。
体が右に進んで、剣の接点がそのままあるから、刀身は左に残って、守りながら進む事になります。
つまり、避けずに打てる形になります。
6/8
技考477(一日一考)。
一の組太刀の話96。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「剣と剣と接点を動かさないから、打ち太刀の剣から身を守れる。」
「体の移動で、廻剣する。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
打ち太刀は、左半身から右半身に変わるのは、右足が進むからです。
剣の接点を変えないから、体が進んだ分、剣が後ろへ流れて行きます。自然に回る形で、剣が背中へ行き、打ち込みます。
6/9
技考478(一日一考)。
一の組太刀の話97。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「剣と剣と接点を動かさず、体の移動で、廻剣する。」
「手打ちにならない。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
打ち太刀は、左半身から右半身に変わるのは、右足が進むからです。
剣の接点を変えないから、体が進んだ分、剣が後ろへ流れて行きます。自然に回る形で、剣が背中へ行き、打ち込みます。
決して、手首や肘での末端を使って打ち込んではいけません。
体の理を無視することになり、威力の弱い手打ちの形になります。
打ち込みは強くあるべきです。
6/10
技考479(一日一考)。
一の組太刀の話98。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「剣と剣と接点を動かさず、体の移動で、廻剣する。」
「横面は、刃は斜め。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
打ち太刀は、左半身から右半身に変わるのは、右足が進むからです。
剣の接点を変えないから、体が進んだ分、剣が後ろへ流れて行きます。自然に回る形で、剣が背中へ行き、打ち込みます。
そして、五の合わせと同じように、刃は少し斜めになります。
袈裟斬りの角度は広すぎます。
6/11
技考480(一日一考)。
一の組太刀の話99。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「剣と剣と接点を動かさず、体の移動で、廻剣する。」
「半身にこだわって、臍で結ぶ。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の打ち太刀の動きを述べていきます。
型は、打ち太刀が、さらに追撃する形になります。
打ち太刀は、左半身から右半身に変わるのは、右足が進むからです。
剣の接点を変えないから、体が進んだ分、剣が後ろへ流れて行きます。自然に回る形で、剣が背中へ行き、打ち込みます。
そして、五の合わせと同じように、刃は少し斜めになります。
柄頭の延長には、臍が有ります。
「臍から剣が生えているように。」
しかし、半身です。足だけ半身で、腰が受け太刀に向いていてはいけません。
体も半身です。
6/12
技考481(一日一考)。
一の組太刀の話100。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「受け太刀、下がって受ける。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の受け太刀の動きを述べていきます。
型は、受け太刀が、打ち太刀の追撃するをまっすぐ下がって受ける形になります。
「受け」であり、打ち太刀をはじくものではありません。
6/13
技考482(一日一考)。
一の組太刀の話101。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「受け太刀、下がって受ける。」
「五の合わせと同じ。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の受け太刀の動きを述べていきます。
型は、受け太刀が、打ち太刀の追撃するをまっすぐ下がって受ける形になります。
まさしく五の合わせと同じになりますが、何度も何度も守弘先生は、注意されていました。
つまり、はじく、受けではない形は、五の合わせではないことです。
基本にいつでも戻れる、それが原典、つまりは大先生の教え。
原典に還る、行くのが型であり、今取り組む技です。
6/14
技考483(一日一考)。
一の組太刀の話102。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「受け太刀、下がって受ける。」
「まっすぐ下がる。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の受け太刀の動きを述べていきます。
型は、受け太刀が、打ち太刀の追撃するをまっすぐ下がって受ける形になります。
必ず、まっすぐです。
半身にこだわるから、一直線上に体が立ち、相手に対して最薄で面することができます。
まさしく五の合わせと同じになりますが、何度も何度も守弘先生は、注意されていました。
つまり、横に捌いて、厚み作って、はじく、受けではない形は、五の合わせではないことです。
基本にいつでも戻れる、それが原典、つまりは大先生の教え。
原典に還る、行くのが型であり、今取り組む技です。
6/15
技考484(一日一考)。
一の組太刀の話103。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「受け太刀、まっすぐ下がって受ける。」
「剣は上げて、下ろす。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の受け太刀の動きを述べていきます。
型は、受け太刀が、打ち太刀の追撃するをまっすぐ下がって受ける形になります。
打ち太刀は廻剣して背中から打ち込んできます。
受け太刀も体捌きだけでなく、剣も打ち込む形になるべきです。
だから、上げて、下ろします。
五の合わせと同じに、剣の上げて下ろす角度は一緒になります。
守弘先生は、互いの剣を持って、同時に両方上げて、同時に両方おろしました。
6/16
技考485(一日一考)。
一の組太刀の話104。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「受け太刀、まっすぐ下がって受ける。」
「受けた剣、胸を刺す。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の受け太刀の動きを述べていきます。
五の合わせと同じです。
「受けた剣、胸を刺す。」
開祖の言葉を残して、体現する技を伝えてくれました。
重ねて、何度も記載することは、それだけ重ねて注意されていたことです。
弟子は常にしっかりと考えて、受け止めるべきです。
6/17
技考486(一日一考)。
一の組太刀の話105。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「受け太刀、まっすぐ下がって受ける。」
「受けた剣、胸を刺す。」
「剣は、臍で、結ぶ。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の受け太刀の動きを述べていきます。
五の合わせと同じです。
「互いに剣は、臍で結んでいる。」
弾いたり、弾かれて、臍に戻すのではなく、振りかぶりから、型の終わりまで、常に剣は臍に結んでいます。
産霊は、むすび、ともなり、大事なところです。むすびを大切にして、稽古しましょう。
重ねて、何度も記載することは、それだけ重ねて注意されていたことです。
6/18
技考487(一日一考)。
一の組太刀の話106。
「打ち太刀は、右に転じて、受け太刀の横面、こめかみを打つ。」
「受け太刀、まっすぐ下がって受ける。」
「受けた剣、胸を刺す。」
「剣は、臍で、結ぶ。」
「受け太刀の爪先は、打ち太刀に向く。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、3の動作の内の受け太刀の動きを述べていきます。
五の合わせとまったく同じです。
半身にこだわって、打ち太刀に、細い線で対するべきです。
もちろん、まっすぐ下がります。
重ねて、何度も記載することは、それだけ重ねて注意されていたことです。
6/19
技考488(一日一考)。
一の組太刀の話107。
「止まって形と順序を覚えたら、合わせる。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
100回を過ぎて、分解したものを挙げてきました。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
あと、50回くらい続くかな。
ポイントがわからないと、形は決まりません。形が決まっていないで、合わせを行うと良い型になりません。
無駄(ダメな形)を重ねては、いけません。
6/20
技考489(一日一考)。
一の組太刀の話108。
「止まって形と順序を覚えたら、合わせる。」
「打ち太刀と受け太刀は、同じに動く。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
100回を過ぎて、分解したものを挙げてきました。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
止まっていたら、斬られてしまいます。だから、合わせて動くことが必要です。
一の組太刀の1は、受け太刀が一つの動作で、前に進み、後ろに下がる難しさがあります。でも、止まれば斬られてしまいますので、打ち太刀に合わせて、一動作で動きます。
そこが面白いです。
6/21
技考490(一日一考)。
一の組太刀の話109。
「止まって形と順序を覚えたら、合わせる。」
「打ち太刀と受け太刀は、同じに動く。」
「終わりも同じに。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
100回を過ぎて、分解したものを挙げてきました。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
止まっていたら、斬られてしまいます。だから、合わせて動くことが必要です。
加速も加減もしないで、動作が終わりになるように。
これは3の最後だけ合わせるものではなく、途中ももちろん合わせます。
6/22
技考491(一日一考)。
一の組太刀の話110。
「止まって形と順序を覚えたら、合わせる。」
「打ち太刀と受け太刀は、同じに動く。」
「終わりも同じに。」
「残心は動かない。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
100回を過ぎて、分解したものを挙げてきました。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
止まっていたら、斬られてしまいます。だから、合わせて動くことが必要です。
加速も加減もしないで、動作が終わりになるように。
残心は完全な動作の終わりです。ですから、動かしません。
押し込んだりもしません。
「残心とは、心を残さないこと。」
内田先生の言葉です。
6/23
技考492(一日一考)。
一の組太刀の話111。
「止まって形と順序を覚えたら、合わせる。」
「打ち太刀と受け太刀は、同じに動く。」
「残心は動かない。」
「突き刺したりしない。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
100回を過ぎて、分解したものを挙げてきました。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
止まっていたら、斬られてしまいます。だから、合わせて動くことが必要です。
加速も加減もしないで、動作が終わりになるように。
残心は完全な動作の終わりです。ですから、動かしません。
押し込んだりもしません。
突き刺したりしません。素直に斬り下ろして、受けた剣は、胸を刺します。
「残心は、心を残さないこと。」
内田先生の言葉です。
6/24
技考493(一日一考)。
一の組太刀の話112。
「打ち太刀は連続攻撃を意識する。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
一つ一つ区切ることも必要ですが、受け太刀への攻撃は常に意識しないといけません。
つまりは、連続攻撃です。
胴斬りを斬り上げたら、すかさず打ち込みます。
打ち込みを捌かれたら、右に転じて打ち込みます。
気合ももちろんいれます。
6/25
技考494(一日一考)。
一の組太刀の話113。
「打ち太刀は連続攻撃を意識する。」
齋藤先生のお言葉です。
「型を型として、昇華する。」
内田先生の言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
一つ一つ区切ることも必要ですが、受け太刀への攻撃は、連続攻撃を意識しないといけません。
そして、速く。
分解したものも、ゆっくりした合わせも、凝縮して、速くする。部分だけ加速することは、帳尻合わせで、技、型の昇華にはなりません。
手足バラバラではなく、同時始まり、同時終わりにしないと、凝縮はできません。
6/26
技考495(一日一考)。
一の組太刀の話114。
「打ち太刀は連続攻撃を意識する。」
齋藤先生のお言葉です。
「型を型として、昇華する。」
「受け太刀の受けを導く。」
内田先生の言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
一つ一つ区切ることも必要ですが、受け太刀への攻撃は、連続攻撃を意識しないといけません。
5の合わせのときに書いたかもしれませんが、打ち太刀の打ち込みを受け太刀は受けます。
その際、打ち太刀は、受け太刀の受けの剣を導きます。
つまり、受け太刀の剣が当てようとするように、下へ流していきます。
受け太刀の剣が流れれば、受け太刀は次の攻撃の受けが遅れます。
この導く動きは、止まらすに切り返しも速くなります。
6/27
技考496(一日一考)。
一の組太刀の話115。
「打ち太刀は連続攻撃を意識する。」
齋藤先生のお言葉です。
「型を型として、昇華する。」
「受け太刀の受けを導く。」
「山彦の道。」
内田先生の言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
一つ一つ区切ることも必要ですが、受け太刀への攻撃は、連続攻撃を意識しないといけません。
山彦は、山に向かって、呼びかけると、山が答える状態です。
つまり、そのように持っていくことです。
導くことです。
「合氣道は、山彦の道じゃ。」
大先生のお言葉を大事にして、ガシガシ、ガンガンの稽古ではなく、山彦の掛け合い、合わせの稽古を意識しましょう。
5の合わせのときに書いたかもしれませんが、打ち太刀の打ち込みを受け太刀は受けます。
その際、打ち太刀は、受け太刀の受けの剣を導きます。
つまり、受け太刀の剣が当てようとするように、下へ流していきます。
受け太刀の剣が流れれば、受け太刀は次の攻撃の受けが遅れます。
この導く動きは、止まらすに切り返しも速くなります。
6/28
技考497(一日一考)。
一の組太刀の話116。
「受け太刀は蹴らないで動く。水平運動。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
一つ一つ区切ることも必要ですが、打ち太刀の連続攻撃を、素早く対応しないといけません。
すなわち、余計な動きをしない。
接地面をずらしたり、踏ん張って蹴らないで、動きます。
まっすぐさがる水平移動が速く捌けます。
6/29
技考498(一日一考)。
一の組太刀の話117。
「受け太刀は蹴らないで動く。水平運動。」
「剣は、自然な上げ下ろし。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
一つ一つ区切ることも必要ですが、打ち太刀の連続攻撃を、素早く対応しないといけません。
すなわち、余計な動きをしない。
接地面をずらしたり、踏ん張って蹴らないで、動きます。
まっすぐさがる水平移動が速く捌けます。
剣も余計な動きをしません。
押し込みも、引き込みも、差し込みも、付け足す動きはしません。
二段階ではなく、上げ下ろしのみです。
「体捌きで、剣を振るんだ。」
剣体一致を目指します。
6/30
技考499(一日一考)。
一の組太刀の話118。
「受け太刀は蹴らないで動く。水平運動。」
「剣は、自然な上げ下ろし。」
「受け太刀は、受けるのみ。」
齋藤先生のお言葉です。
一の組太刀は、文字通り、初めにやる組太刀です。
番号の順序を示します。
1.受け太刀が剣を上げると、打ち太刀が受け太刀の空いた胴を斬り上げます。受け太刀は、打ち太刀の斬り上げを下がって避けます。
これが、1つの動作です。
次に、打ち太刀が受け太刀を追撃して打ち込むのを、受け太刀はまっすぐ下がって受けます。
これが、2の動作です。
最後に、打ち太刀が受け太刀の左横面を打っていくのを、受け太刀がまっすぐ下がって受けます。
これが、一の組太刀を分解した3の動作です。
これからは、合わせの動き、そして変化を述べていきます。
一つ一つ区切ることも必要ですが、打ち太刀の連続攻撃を、素早く対応しないといけません。
すなわち、余計な動きをしない。
まっすぐさがる水平移動が速く捌けます。
剣も余計な動きをしません。
二段階ではなく、上げ下ろしのみです。
受け太刀は、受けの型をやるのみです。負けそうなのを勝とうと、意気込みしてはいけません。
7/1
技考500(一日一考)。
岩間の思い出話13。
「型、合氣道は、勝っていることを稽古するんだ。」
齋藤先生のお言葉です。
勝とうと意気込み過ぎて、余計に力が入ってはいけません。
踏ん張りも、加圧も加速も、加減も、付け足しは、技がうまくいかないからやってしまいます。
だから、
「うまくいかないのは、自分の技ができてない証拠だ。」
どのように掴まれても、ある程度抵抗されたとしても、型とおりに行うことの大切さ、道としての在り方を教えていました。
しかし、邪魔するつもりで持つのは、論外です。清らかな心で、清々しく行いましょう。
合氣道は、神道でありますから。
戻 る