あいきどうのうた 令和3年5月23日開始  戻 る

抜けるよう 雲一つない 青空を 見上げて龍の 加護知り感ず
明治節 大先生の 若時代 意思汲み捉え 合氣に活かす
こころすく 山の紅葉 滝の音 榛名の社 神意に触れて
技習う 時間大切 より濃くに 技数自然に 濃く覚えるぞ
覚悟もて さがらぬ技は 覚悟あり 進めば道は おのずと開く
押し引きは さわりであるぞ いきおいも さわりになるぞ 合わせのみやれ
屈曲に 首を回して 肩に乗せ しかりと見れば 脊柱回旋
剣を振り 剣を正しく 止めること 速度気にせず おさめるがよし
後ろ技 敵見ないで 流しては 前後斬りが 不完全なり
困難は 常に解決 示してる この道探す 稽古重ねて
八方斬り 腰回さずに 後ろ斬る 半身こだわれ 半身が大事
剣を持ち 抜いて構えて 上げ下げる 剣抜かずには 剣はこたえず
背の高さ 関係ないぞ 合氣道 何も隔たり ないのが合氣
勁さとは 顎上げ顔を 前に向け 事象しっかり 捉え見定め
武器技を しっかりやろうと 気づかせる 演武披露で 研鑽刻む
氣合い出し 腰を立てつつ 武器を振る 合氣剣杖 正中保つ
剣を持ち 剣を構えて 剣を振る 剣なくしては 否合氣道
四方投げ 両手と肩の 関係を 保ち垂直 落としてきめる
後方を 見ることなしに 感覚で やる技空虚 しっかり見定め
気がつけば 合氣談義に 花が咲き 帰らずにいる 岡山の朝
筋肉痛 心地よい朝 好天に 焼き肉食す 英気養う
晴れ晴れと 全国の猛者 集いつつ たけぶ稽古の 清々しさよ
好天の 日差しを浴びて 我はゆく 岡山にある 我が師の技に
いますこし 待てば明日には 晴れの国 國守る人 帯同をして
イタリアの 帰りてすぐに たくさんの 人は集まる 合同稽古
初心者も 同じの道の 人なれば 道人同士 ともに励もう
みそひとつ 数えて型を 完成す うたと同じの 合氣の結び
すみきりを 常に発揮し こと当たる 我即宇宙 合氣の御業
明るさと 楽しさあれば おのずから 気合いうまれて 激しさふるう
武器技を やれと開祖は おっしゃった やれば腰練り 腕太くなる
二十年 時を超えても 師は同じ 兄弟弟子の 絆深まり
すみきりを 体と心に 宿らせて 常に新鮮 まさらな自分
前に立ち 師の技教え 呼吸法 形崩すな 技は消え去り
神無月 神はこころに 常におる 顕現させよ 無我の境地
これ試練 次へと向かう 踏み出しは 自己の成長 勇気の一歩
コツコツと 神意聞き取り 徳重ね 仕上げる先に やわらぎ世界
おおらかに 心を広く 波風は あってないもの 和は進みゆく
岩間での 思い出話 突きはせぬ ともに重ねた 稽古あるから
よく飲んで よく語らいて よく笑う 愛氣はここに 在りて動けり
勢いを 制し操り 糧とする 遅速も同じ 稽古の徳ぞ
親指を 上にし片手 差し出せば 手首を握る 阿吽の呼吸
時は経つ しかし確実 徳を積む 積んだ先には 神技が宿る
ひさかたに 遭う仲間に 思いさせ 師の思い出 時はすぐなり
ゆっくりと 丁寧にやる 型にこそ 千変万化 遅速も一致
屈曲で 土台しっかり 作りては 脊柱回旋 よりうまくゆく
腰投げは 三日三晩も 簡単に できる楽技 腰をあわせば
半身こそ こだわりぬけば 屈曲は 外すことない 根幹の型
晴れ晴れと 日を受け我は ご神威を 受け進む道 迷いなしなし
敬老を 祝う人たち 一番に 子だくさんから 寿ぎたまれ
丁寧に コツコツ重ね 技を練る 仕上げた技は 金色の技
朝暗い 中で神社の 草むしり むらむらわいて くるのをとれり
骨盤を 屈曲させて 腰立てる 半身の腰の 要諦なれり
指先に 神が宿りて イキを出す 神威振るわし 技は映えばえ
爪先を 合わせよそこに 始まりが 始め良ければ 残心も良し
誰からも 仲良くするは 敵を知り 敵作らずに すべて与える
速くやる にはゆっくりと やり腰を 練り作りて 技向上す
肚力 自然湧き出る まで試し 自在の力 これ呼吸力
要らぬ手を 加えず型を 淡々と やり抜く姿 神は宿レリ
これでよい 幸と不幸は 紙一重 ひどくなる前 神の導き
呼吸投げ 腰が当たれば 腰投げに 技は大いに 学んでゆけよ
ついに立つ 岩間の地にて 師の御技 伝え教える 時ぞうれしき
何事も 神の仕組みぞ かんながら 導かれして 我が道は成る
つらいこと なにをいうのか 試練なり 勝ち筋あるぞ 惑われないで
勁くあれ 変化楽しめ 道進め 進んだ先に つよい吾あり
負けないで 辛さに一を 横に足せ 幸せはただ 一つ足すだけ
指先に 精神集中 だがしかし こわばりなくし 平らかになす
腰投げは 楽に投げれる 技なれば 完全密着し 敵と十字に
何も無い 感じさせない 与えない こわばりなくし 合わせは進む
気合いあり なしでは技は 映えはせぬ 演武は見せる 試すものなり
敵多数 あるとかかりは 一人なり 一人を倒して 次々倒す
自由技 敵多数派とも 技自在 繰り出すことで 段位はわかる
草むしり まったくもつて おわらない しかし人から 声かけまじる
国のため 愛し働く 人たちは 大同小異 一つまとまる
審査とは 長い道程 一里塚 刻んでゆけば 来た道わかる
多数から 認められるは 徳積みを しかりと遂げた 証であるぞ
杖の技 三十一は みそひとつ かぞえてふるい 神に献上
コツコツと やり続ければ 人はみな 推すのが自然 徳は集まる
コツコツと 稽古重ねて 今がある 瓦解の技は 面白みなし
台風が 過ぎて青空 心地よく 晴れて剣を 握りて振るう
可動域 見極めきめて いじらずに そのまま進み 技は完成
やわらあり やわらなしでは ぶつかるぞ 吸収力は やわらの違い
勁さとは 負けず挫けず へこたれず こころ鍛えて 我が未知進む
叢雲に 龍の姿を 見出して ご加護を感じ 道は迷わじ
山登り カンブリア紀の 岩肌を 確かめ触り 力を得らん
祝日に 日の丸掲げ 誇りある 祖国弥栄 祖霊安寧
早朝に 合気神社の 草むしり 神に仕える 奉仕の仕事
みぎひだり 過不足なくし 体真直ぐ 勁さ中心 外にはあらじ
ほおとけば 自分勝手の 想念が むらむら湧いて とどめる理念
コツコツと 技のポイント 確認し より丁寧に 技は緻密に
大勢の 民を殺した 残虐を 忘れず祈る 恒久平和
広島の 無辜の民草 弑した日 黙祷捧げ 安寧祈る
急がずに 一つ一つを やり遂げて 技はしかりと かけてきわむる
腰立てて これが根幹 事始め 作るは剣の 素振りにあるぞ
気を回す それがむつかし しかしなば やらねばならぬ 武育徳育
失敗は 次の成功 掴むため 必要なもの 積み重ねゆく
正中を 互いに立てて 武器技の 攻防それは 結びの形
膝ゆるり その腰元も ゆるりとね 元の元から 直すが吉ぞ
胴切りを しかり行い 切り上げる きれいな技は はっきりわかる
暑くとも おざなり稽古 しないこと 稽古コツコツ これぞ肝要
審査とは 技の過程の 一里塚 刻んで歩け 合氣の道を
一端の 技見て頭 働かし 高めて深め 合氣の技を
一重身を すれば屈曲 増すばかり 深まる技は 腰にあるらん
流れずに 体滑らかに 平行に 正中ぶれず 進む捌きは
関節を 圧迫開放 血流を 良くして気脈 刺激し元気
稽古とは コツコツ一つ 積み重ね 自分に清く 澄みきるものぞ
約束を 守るは武人 つとめなり 固い稽古に 燃えるますらお
早朝に 神社掃除の 草むしり こころ清らか 稽古に向かう
真直ぐ立つ 土台はやはり 骨盤ぞ 腰耕すは よく屈曲す
順番を 覚えて技は 向上す 精度は型の 中から生まれ
爪先は 真直ぐに相手 向かうこと その線のまま 作れ腰肩
ひたすらに 稽古重ねて 研究し 神技近づく 心も体も
奈良箱根 墓参りをも 雨降らず 神こそ我に 応援しせり
大神に 導かれして 山の水 いただき神意 受けて前出る
石上 起死回生の お宮なり 神武天皇 ゆかりのところ
義をもちて 己定めて 前をゆく 道は我が先 のみにあるらん
技覚え 忘れて覚え 身体から 自然に湧いて 技習得す
不思議なる 技は基本を おろそかに せずにコツコツ 溜まる徳高
屈曲をし続けてゆく 腰が立つ しからば正中 しかりと立つに
対象を はきりと見すえ 正中を ぶらさず動き 技は完成
呼吸力 説明出来る 力とは 説明出来ぬ 力言うなり
清らかに 心澄まして ゆく道は 神の御業を 受ける道なり
稽古とは 日々の徳の 積み重ね 問題点を 気づいて解いて
股関節 屈曲くっきり やってみれば 体の移動は ぶれず行う
武器を持ち 変わらぬ心 対峙する 安全稽古 徳は積まりぬ
剣杖を 正しく振りて 体つくる 腰も気持ちも この一振りに
勁さとは 負けずくさらず 前を向き よく立ち上がり そして挑む者
まっすぐに 下がれないのは 逃げている 良い稽古には まったくならない
反対の 力もあれば 合わせなり 合わせて一つ 一は揺るがず
四方投げ 小さく速く 鋭くは 着いた足先 屈む腰付き
一度だけ みせた技こそ 覚えてる 基本万遍 積み重ねの先
順番を しっかり覚え 形付く 順番まどうは 技できてない
悩まずに 覚えて忘れ 当たり前 できれば覚え 動きは自然
回数は 稽古の徳と 置きかえり 徳積めばこれ 合氣身につく
短刀を 取るとき肘を 離さない 逆はダメだと 師は伝えけり
懐かしき 人は忘れず 合氣道 体は覚えて 技に近づく
朝稽古 一つの徳を 積みにけり 徳は忘れず 心体残る
少しだけ 力はみせて 移動だけ 技はくっきり はっきり見える
笑いあり こころほがらか 伝えうる 合氣は人の 架け橋なれば
どこからも 力を受けず 浮いている 何も組みせず 力均等
勁さとは 折れず挫けず しなやかに 受け勝ち姿 呼吸もありて
見ないこと 首はくっきり 腰は立ち 呼吸の腕も 氣入り勁い
できること コツコツやりて 今がある 満足せずに 進むが稽古
丁寧は 癒着ではなく 屈曲の 剥がしで無理は 自然消滅
真後ろを しかり見るから 屈曲が 生まれて体も 自然に動く
後ろ向く これだけのため 腰屈曲 体は無理なく まわりて動く
対象を よく見てわかる 我が柱 倒さず動け ポイントはそこ
肩の上 顎乗せるまで 首まわし 見ること大事 技は正確
活目を してあきらかに 正中は くきりと立つて 技はきまりぬ
道行きを 必ず照らし 見計らい 感謝し受けて 稽古深まる
理不尽を 気づき奮起し 受け学ぶ 受け流すのは 合わせのままに
飛び込みを さとらせないで 移動して 隙なく合わせ 技はそっくい
晴れ晴れに すみきりまして 武器を振る 天津神にて 守られうれし
立ち方を こだわりまして ゼロを知る あとは動きで 技は冴えりぬ
やりがいに 変換させて 前向きに 挑む力で 探求進む
丁寧に 武器扱う 軌道良し 付け足す手腰 軌道は悪し
刺激とは わかりやすくて できやすい わかりづらくを 磨くが稽古
神様に 導かれして 合氣会う 合氣の道は 神の道なり
働きは 動くではない いやむしろ 首腰動かず 手足を使う
何事も 鍛練なれり 呼吸力 むつかし楽に みちみちすすめ
腰を立て しっかり正中 軸作る されば流れず 引き寄せ捌く
武器技の 精度上げねば 体もまた 軸失いて 技は廃れる
全日本 武器技ありて 有り難し 気合轟く 剣対杖よ
おおらかに とおくとおくを みてとれば こまかなところ みえてとらえる
剣素振り しっかりできねば 精度無し 合わせ組太刀 進めはせぬぞ
腰ひねり 回しもしない 腰作る 半身の腰は 真直ぐな腰ぞ
無理をせず 体傷めずに おさめては 稽古の徳を 積んで先行く
振魂の 細かな上下 重心が はきりと目立ち 体心わかる
上機嫌 心を軽く 保ちなば 見える景色ぞ 遠くに見ゆる
隙あれば 血流刺激 なくなりて 稽古の徳を 薄れ積もらず
さわやかに はれてあかるく こころうき 姿勢伸びゆき 歩みも踊る
四方投げ やり過ぎという ことはない ただ丁寧に 技を重ねて
型深め 型通りやる 加算なし 付け足す技に 神は宿らず
型離れ 己の利のみ 試すのは 型に戻れぬ 迷い子となる
屈曲を 意識つよくし やり続け 腹は出ないで 姿勢良くなる
合氣道 武器素振りは 必須やぞ 素振りできねば 打ち突きできぬ
摺り足は 覚られぬこと 第一に わからぬままに 技はおわりぬ
頑なは 弱さ目立たせ 負け教え しなやかにやれ 弱さ薄れる
惟神 神の仕組みぞ 有り難し 型稽古にて 技は宿れり
頭頂と 会陰を結び 真直ぐ立ち ぶれず崩すな 力消失
丹田を 知りて意識を 集めたる 技は姿勢に 宿りて走る
人々に 感謝いたし 感謝得る 人に良い風 吹けよ幸せ
指先を 広げて肩を 落としては 癒着なくして 腕は自由
こどもの日 ただひたすらに 祈るのは 笑顔成長 弥栄のみぞ
みどりの日 国の弥栄 ことほぎて にぎあい保ち つよくあれあれ
憲法を 改正するは 国つくり 富国強兵 なめられないぞ
健全な 体の上に 健全な 心をおいて 悪に走らず
魔闘気を 纏えば敵は 見失い 勝手に自滅 暗流天破
できなくも わすれてとよい ひたすらに 稽古の徳を 積んで重ねよ
別次元 合氣階段 登りては 敵はなくなり 自分ひろがる
合氣道 体傷めて よいものか 勁さは負けず 勁さ挫けず
合氣道 ただ難しさ 楽しんで 挑んでゆけば 精妙精緻
大先生の 最後の稽古は 岩間にて 茨大見取り 座して崩れる
指先に あかりを灯し ひかり出し 消さず静かに 落としおさめる
指先に こころあつめて ちから出す 見えざるものに 呼吸は宿る
立ち座り 腿の内側 鍛えては 体は真に 疲れずつよい
システマを やるならここで ないところ 大先生を 研究する場
正中は 力の外に あるものに 力及ばぬ ところに立ちて
ひたすらに 素直に技に 挑みては 気づきは多し 楽しみ深し
やりがいを 感じて稽古 重ねては 真直ぐに立ちて 道は悠遊
方胸の 寄せで始まる 体捌き 正中立てて そのまま移動
手のひらを 上に平たく 指伸ばし 臍の高さで 揃えるが型
立ち姿 座りも同じ まっすぐに 天は引っ張り 大地にふわり
陽の光 浴びて心を 活性化 負けぬ意識で 挑む合氣道
道場と 神社清め 大掃除 来たれ大祭 準備はできた
選択は 常に楽しい こと一択 迷いすぐ晴れ 照らす道のみ
脊柱を 回旋させる 首と腰 正中はっきり 感じ技乗る
後方を 注目しては 敵は無し 自由手にして 技は無限に
後方を 注目という 教え文 見るか向くかで 練度が違う
繊細に 筋肉使い ここちよく 疲れを持ちて ゆるりと眠る
頂天を 動かさずして 左右見る 正中意識 高め安定
どれもいい それでは型は なんのため 型有りてこそ 迷わず伸びる
膝行の 動きそのまま 股関節 進み下がりで 正中ぶれず
勁さとは 負けず挫けず 倦まないで ただただ上を 向く力なり
変えないは 教えを守り 深さ知る 変わらず変わる 教えの段で
天照 神の仕組みの 有り難さ 光の道に 立ち進みゆく
正中を 保って移動し 押し引きは 消えて力は 要らぬものなり
気の流れ 導くことで 引き出して 相手を我の 正中入れる
誕生日 我が師の祝い ことほぎて 合氣邁進 覚悟を宣りぬ
四方投げ 回るのではない 直線に すり抜け斬りて 敵倒れるのみ
外つ国の 人と交わる 有り難さ 武道があれば 結ぶ礼ある
護憲とは 思考停止を 貫いて 護る大事を 忘れる所業
日ノ本を 大事にいたす 心こそ 皆を愛する 根本のもと
かんながら 自然重んじ 今がある 自然なくすな 神と通じず
気合い出す つるぎから気が 迸る 中心ありて 無限に発する
鳥の声 自然感じる 大御神 神と自然を 離すことなし
正中を ぶれず引き上げ 振り下ろす 剣は定規ぞ 正中保つ
しがらみを 切り捨ててこそ スミキリの 世界に往きて 縦横無尽
清らかな 泉で心 洗いては 邪気退散し 幸運宿る
ぶつからず 何も与えず 察せずに 型おだやかに 技浸透す
直線に 回転見せぬ ゲームなり 楽しみ励め 合氣の道を
首自由 キョロキョロするは 敵多数 体半身まま ねじれをなくす
回転を 起こす重心 要らぬもの 正中保て 無くせかたより
師の教え 大先生の 研究を 重ねて掴め 合氣の道を
すり抜ける しかし支点は 要りませぬ 首腕足を バラバラ使え
首自由 いや切り離して マジ自由 できぬからこそ やり抜く覚悟
上下も 半身は一つ 交わらぬ 薄い直線 作れ体に
見えるもの 見せてはならぬ ぶれ微塵 ぶれぶれあれば 技は止まりぬ
晴天に 恵まれ巣立つ 御子たちよ 悪に染まるな 善のみに行け
正中の 移動がすべて 体捌き 捌きのみにて 崩すぞ合氣
梅の花 嗜みながら コーヒーを いただき今日も 稽古三昧
神速の 動きはひとつ 無足なり 重心なんぞ 頼るな捨てろ
片胸を 寄せて開いて 足も付く 躱しは薄く 半身も薄く
外つ国の 大きな人と やる稽古 広く学べて 同友増える
突っ張りも 捻りうねりも こわばりも 力はいれずに 正中進む
1年の 稽古を重ね 審査あり 積んだもののみ 出ないうれしさ
片方の 体使うも より半身 半身鋭く なれば導く
内蔵を 片方ずつに 寄せ絞る 体の変更 厳しく辛く
厳しさを 増してこそあれ 研鑽は 体の変更 内蔵絞る
あと少し 大きく下がり 背骨合い 足の転換 これ四方投げ
半身とは 腰ひねらずに 爪先も 真直ぐになりて 薄く立つ様
四方投げ 肘曲がるのは まだ足らず 肩後方に 行くから回る
講習会 得た知恵使い スミキリに 濁らずすすむ 技は神速
正中を 大きく移動し 技きまる 小さくするは これを凝縮
澄み渡り 晴天のもと 講習会 合氣の神は 常におられる
ことほぎの 進む道には さわりなし 天道なるぞ すめらぎの道
臣民の 勤めは一つ 日ノ本を 守り保つぞ 誠の心
久しぶり 体覚えた 技を出す 合氣は深く 入りたる証拠
痛みとは 易い刺激で 愉快無し ジワと効かせて 稼働広げる
正中を より厳しくして 体を知る 知れば体即 消えてなくなる
梅の香に 春は盛りと 歓びも 寒さ耐え抜く 人ぞ思える
コツコツと やることのみぞ 道の人 たどりつくのは 歩みは止めぬ
鼻は息 口は食べ物 取り入れて 心身勁く 鍛える呼吸
高い位置 行けば些末は 気にならず 更に稽古の 道を邁進
指重ね くるっと返せば 三教に 師の技よく見 師の声を聞け
正しいと 思えばひとつ さがりても 結果は変わらず 良きこと運ぶ
惟神 神の仕組みは 有り難し ならば神社に 参拝いたす
建国を 教えて神武 出てくれば 子は祖国を 誇りに思う
人のせい しない覚悟で 前進む されば徳増し 何事も為す
日本人 やさしきこころ みちあふれ レッテル貼りする 愛なきやから
忍耐を 体の操作に 押し込めて 技術向上 のみ為す意識
肚ちから 腰立てためる あつき血を 滾らせまわせ 細部にとどけ
大雪に 帰宅難民 なりとても まどわず動く 常の心よ
翁の技 言霊世界 あらわして 気の流れこそ 発兆しなれり
合氣体 つるぎを持てば 合氣剣 杖持てば即 合氣の杖なり
踏ん張りに 要る蹴り足に 意味はなし 無足の法で 体捌き為す
力とは 一番わかる 刺激なり 刺激に刺激 返さぬ合わせ
踏ん張りも 蹴りもしないで 動く足 無足は技の 土台となりて
気の流れ 導きすれば すべて今 中今の時 立ち外れるな
合氣道 半身徹底 とことんと 合氣の体 作り上げませ
剣素振り 基本の基本 ここにあり 半身と臂力 ここで鍛えん
肘落とす 臂力の稽古 はじめなり 肩腰落とす 体の稽古ぞ
神の意を きよらに受ける 神域に 無私なる心 すめらぎの道
人のこと 気にはしないで ゆく道は 心地よければ 胸すく思い
イキ保ち 意思持て進む これ修行 気合い入れば おのず声出る
技止めて ここが違うと 師は教え 納得増して 理解深まる
ほがらかに たのしくやれば 気が充ちて 武育となりて 道に立てたる
武器取りは 気の流れにて 完結す 合氣の技は これ気の技に
諸手取り すべての人と サーキット 疲労ありけど 心はきよく
まっすぐに 進んでさがり 体変える 合氣最短 最速なりや
突き出しは 腕のみでなく 進む足 進む体にて すべての移動
股関節 屈曲させて 腰は縦 脊柱ひねり 内圧高め
寒さ知り 末端こおり 負けるかと 内燃機関 気合いで燃える
ことたまの 妙用ありて 合氣道 気合い入れれば よい妙用ぞ
夫婦岩 綱に結ばれ ゆくとせに あり続けるは 和合の道よ
寒い朝 楮川ダム 一人なり 静寂楽し 心落ち着く
寒くても 気合い入れれば 声は出る 声は肚へと 直接溜まる
気合とは われとあれとを 結ぶ橋 契岩なり 合氣の技は
角度知る 力は不要 気づくもと 力技なら 合氣途絶える
気合とは イエイと握り アッと捌き エイと技かけ 結ぶ橋なり
覚悟もて なめられないと 氣大きく 勁さあるもの もののふなりや
こころよく すきなことのみ やる姿勢 覚悟を持ちて 貫け合氣
初稽古 上がりしのちに 陸軍碑 参りて思う 武人尊し
まず動け 考え置いて 人のため 動く姿勢に まごころ伝う
いそがしく されどこころは あわてずに ひとつひとつを こなせよ武人
精神の 世界に入りて 合氣道 大先生の 技を伝える
正月は こころととのえ おちついて 年の神様 お迎えまする
能登の人 体安かれ あたたかく 災い越えろ 祈り届けん
徳積んで 明るく過ごし 朗らかに 和気微笑み 静かな元旦
合氣道 心の故郷 ここにあり 精神有りて 技は完成
年の瀬に 家族揃いて まったりと 安心無心 こころ広げる
大掃除 きよめはくのは みそぎなり 合氣は禊 生活一体
県都水戸 稽古納めは 四方投げ ぶれない腰の 技を磨きて
岩間での 稽古納めて 今日もまた 稽古納めの 水戸のあけぼの
腰投げと 岩石落とし 同じ技 腰に乗せるか 首に乗せるか
先生の 一度きりの 技なれば 思い出深く 刻まれるもの
魄を過ぎ 精神世界 入りなん 魄満たされて 魂足りず
すめらぎを ことほぐことは 和の道ぞ 合氣の道は すめらぎの道
遠回り チェックポイント 通るだけ 全て道なり ただ立ち歩む
へこたれず ここで転換 前向きに 幸せになる 確かな歩み
こころよく ひろくあまねく すみわたり 霊主体従 しかととどめん
宇宙とは 精神世界 無限なり 広がるこころ 現状一致
悪いこと 続くもここで しまいにし 後は続くぞ 我が幸運よ
技ひとつ 見つめて凝らし 丁寧に 積み上がる先 神技なりけり
勁さとは 折れず腐らず 意思保ち 道進む人 これ真人なり
覚悟もて 楽し嬉しは 倍増す 道立つ人は 覚悟ある人
嫌なやつ 許すはこころ 成長の証となりて 先に進める
気に入らぬ ことを許すは 徳を積む 徳ある人は 道に立つ人
気持ちよく 稽古するには 清々し 心に憂い 掃きて清めて
すめらぎを いやさかなれと 万歳し やまとうるわし さきほこれけり
肘を折る しかし形は 見せはせぬ あざとさなくす 我の正中
太陽を 浴びてこころは 晴れやかに 軽々歩く 正中保ち
晴れ晴れと 清々しくに こころ掃く 邪気退け ニ礼二拍よ
相対す されども半身 相手せず 捌きは薄く 左右の肩で
常識の 涵養こそが 武道なり 悪に染まらず 善におごらず
入身投げ 肩に手かける 悪手なり 首の後ろの 襟掴み引け
無理をせず ただコツコツと 型やれば 凝りはほぐれて 頑固なくなる
型稽古 約束稽古 無理はない  だから笑顔に 稽古納める
基本技 一教しっかり やることで 体の崩しを 悟り得たりて
合氣道 元に進むが 修行なり 少しなりとも 進んで拓け
頑張らない 稽古で型を 練り上げる 固い稽古は 効果てきめん
意識して 稽古をすれば 体直し ぶれずにつよい 技をなしえる
幸せを 感じてこその 笑顔なり 笑顔は伝播 合氣の和合
半身せよ 腰は屈曲 常にせよ 腰流れて出る 正中失くす
秋の色 寒さ感じて 赤と黄が 深まり映えて 剣振るうダム
湯に浸かり 正面は崖 紅葉が 秋の深さを 彩る秋保
股関節 屈曲させて 腰を立て 一直線の 半身をつくる
外つ国の 人と交わり 腕握り 固い稽古は 岩間の稽古
敵無くす 技をはじめに 稽古する 体の変更 共に前見る
正中を 知り肺を知り 体を知る 体知らずして 体捌きなし
素晴らしき 技体験し 今日もまた 深き楽しい 開祖の合氣
鍵野さん 技をくらいて 感嘆し 撮影うまく 笑いて過ぎたり
内田師を 水戸に招きて 稽古会 その前にする 東京稽古
あいきびと つどいてまなぶ 県都水戸 本知る人は 一番つよい
岩間来て 岩間を知るは つよくあれ 固い稽古に 凝縮される
剣をもち 半身のままで 体移す 剣の薄さを 体一体に
かむはかり 出来事すべて かんながら われのすすみを 導くたすく
すきなこと すきにやらせる 寛大さ 頭おさえる 愛なき世界
寛大に ゆるすこころが あればこそ 成長つねに 約束される
かっしりと 固くつよくに 掴ませて 骨肉鍛え 岩間の稽古
一教と 四方投げする 稽古には 基本コツコツ 開祖喜ぶ
ついている かみはかりなり よのことは わがことおなじ まもりあいされ
かみはかり すべて良いこと おちつけり 迷わず続く 稽古重ねて
なめらかに 杖の素振りが へにゃへにゃに 骨肉血あり まことの素振り
外つ国の 固い握りに 高ぶりて 臂力養成 岩間の稽古
自然光 自然音浴び 自然体 染め上げ自然 技に溶け入り
明治節 日の丸飾り 愛国の 心持つ人 合氣真人
アマテラス 伊勢に参拝 快晴に 内宮めぐる すめらぎいやさか
剣握り そのまま圧迫 つよいもの 馬鹿掴みでは 鍛錬ならず
腰ひねり ほんとに要るか 円動き 半身は薄く 動きは直線
あら不思議 言われる技に 痛み無し 呼吸の力 合氣の力
止まらずに 体流れて 力消え 正中失くす ブレブレの技
骨で立つ 要らぬ力を 削いでこそ 疲れぬ強い 体を得らん
橈骨を 真上真下に 水平に 捻らず出して 臂力養成
あらかるく 付加はいらない 臂力なら 橈骨大事に 上げ下げ移動
橈骨を 真上にすれば 呼吸投げ 真下にすれば 入身投げなり
勁さとは 負けない気持ち 見せつけて 上向け進め まずはそこから
知れば知る 知る先に知る 知の道は 果てなく遠く 歩みは楽し
橈骨は 定規になりて 敵固定 抑えず抑え 体の変更
深めゆく 技なりしこそ 基本型道先照らし 即戻る道
間を取りて 右転じて打ち 更に突く 左転じて 打ち進み斬る
避けて斬り 打ち込み受けて 寄り斬られ受けまた受けて 五の組太刀よ
切り返し 打ち込み寄られ 膝を打ち 横面打つは 打太刀の五
間を取りて 突き躱し突き 払い突き 受け打ち受けて 四の組太刀
構えから 払いし太刀を 受けてすぐ 更なる打ち受け 三の組太刀
払いから 打ち込み受けて 更に打つ 受けて相手の 正中を斬る
膝を斬り 次いでそのまま 上がり突き 横面打ちて 続く組太刀
斬り上げる 斬る形にて 垂直に 上げて構える 一の組太刀
気の流れ 全部変わるは 必須なり 変わるを見せず 見せずに変われ
久方に 出会いの場所は 岩間なり 岩間スタイル とこしえ続く
岡山の 遠征帰還 翌日に 課題クリアに 岩間で稽古
気の流れ 動きは全て はじめから 合わせは全て ゼロからイチへ
諸手取り これから始め あたたまり 凝固な熱を 帯びるぞ稽古
心地良く 清々しくに うるわしく 心晴れ晴れ 岡山向かう
安全は 人から離れ 成しうるに 安心もまた 人から離る
あるがまま 不平などなく 鍛錬を 重ねて我は そのままつよく
合氣とは 移動革命 これのみぞ 動かす力 そは呼吸力
腕伸ばし 手のひら平ら 指伸ばし 半身厳しく 両膝曲がる
三十年 稽古続けた 場所閉じる 成長支えた 有難きとき
今やるは 今しかできぬ 今こその 他は離れて 今こそ光る
丁寧に 稽古重ねて 技隠す ぶつからないで 進める合氣
和御魂 内に荒ぶり あるけれど 見せぬつよさに 真武は宿る
安全に 時間空間 考えて 丁寧すれば 技冴えわたる
丁寧に 結ぶは二人 真直ぐにて 傾きあれば 相和すできぬ
しっかりと 丁寧なのは 繊細さ 特徴取りて 大きくしない
すめらぎを ことほぎ祝う 祝詞あげ 清々こころ まといて稽古
体やわら 武器もやわらに 創り上げ 合氣完成 目指すぞ我は
和らなる 形の中に 一筋の 真直ぐな道を 貫きたてる
型通り 型は安全 事故は無し 頑張り合うから 型無の事故
和らぎを 重ね重ねて すめらぎは うるわしきくに 成り立ち続く
対すれば 即和となる 合氣道 極める覚悟 進むぞ我は
敬老に 母と二人で 墓参り 父と和して 母と和するば
流れだけ 流す前には 受け止めよ 静止状態 始まる稽古
気合いもて 気が合いてこそ 和の武道 つよい残心 心身磨く
大いなる 和つくろうと 志し 進み困難 遭うとも越える
和をなさぬ 心は邪悪 交わるな 清くすがすが 心平穏
心ある 人が集いて 稽古せば 徳高まりて 神は宿りぬ
ことわりを 持てばうらみは 引っ込んで 対等と鳴って 和するそ合氣
和を保つ 排除ではなく 過去流す 和を乱すのは 己が心なり
和らぎは 合わせ通じる 道なれば 強ばりなくし 真直ぐ踏み出す
あらそいを つまらないから やめろという  真中心へと 飛び込む覚悟
和らぎを 和みをもって 和をなして 大和しあわせ 和御魂なり
丁寧は 凝縮された 形なり 速さはそこに 固定されけり
袴履け 大和民族 衣装なり もののふ稽古 形よりいる
入身投げ 顎投げ直結 落とす業 速武産の 業を実現
瞑想は 悪魔退く 力あり 迷いなくして 進むぞ合氣
懸命に 掴む形を 稽古して 不要な力 削ぎ力得る
我は行く 道を進めば 我の道 単独なれば 孤独ではない
パズルとは ピースを型に はめるもの ピースの誇張 型に入らず
稽古とは 考え重ね 磨くこと 順番のみを 重ねは違う
剣を規矩 体を規矩にし 精度上げ 正中ぶれぬ 神宿る技
やりきると こころをきめて やりぬけば 道途中でも たのしく倦まず
理があれば えこひいきない 技つくる 理なしかたる 偏りふやす
合氣道 元に帰れる 有り難さ うれしさ覚え 剣杖握る
勝手勝手に 教え切り取り 深めずに 理合い薄くし 稽古徳無し
随神 神の導き 従いて 技は自然に かかるぞ合氣
腰を割る 膝の負担は ゼロになる 腰投げすれば 腰割れ分かる
痛い技 これでよいわけ あるでなし 効く技探れ 合氣は和なる
腰ひねる 腰は半身か あらざるか 半身こだわれ 半身つらぬけ
暑さにも めげずにいどむ 暑の禊 稽古休むな 日々これ修行
倒すのに 力を見せる 技術なし 力を見せず よろめき倒す
バイクの日 朝にコーヒー チェアリング 思考を停めて 活力増やす
剣杖を 持ち構え振り 突き返し 半身で躱し 合わせ収める
すめらぎを たっとびあがりて たてまつり われはわれたり 武の人なるぞ
意思有りて 行動起こし 稽古積む 合氣修得 他にはあらず
終戦の 日に靖国に 思いはせ 祖父は英霊 感謝を伝う
クネクネの 定規は要らぬ 役立たず 武器は身体の 定規と使う
表裏 区別あるから 区別して はっきりわかるぞ 理合いのかたち
己が立つ 真直ぐに真直ぐ 真直ぐなれ  他は遠ざかり 心身かろく
型に住み 型に生きるが 型通り 型から逃げて 産むもの見えず
氣結びの 太刀は遠間で 行いて 徐々に詰めゆく 氣の高まりを
稽古とは 考え続け 疑問消す 考えないと 不安は増える
幸運は 朝日を浴びて 活力を 受けて湧き出す 合氣の笑顔
丁寧に やればやるだけ 見えてくる 大事なところ けして消えない
合氣剣 合氣杖にて 合氣練る  武器は半身を 体落とし込む
正しくに 教えどおりに 師の型を 深く考え 型から出ない
気づかれて 見える技など 消してゆけ 消える先には ぶつからない技
勁さとは 挫けず折れず しなやかに 生き残る術 探り勝ち取る
合氣揚げ 大東流の 技なれど 呼吸法にて すすみてかける
立ってれば よいというのが 開祖言 だから大きい 動きは消える
合氣道 開祖岩間で 完成す 剣杖体術 理合いの一致
憂さ飛ばす 打ち上げの音 体内に 響き轟き 開運克己よ
暑くとも 稽古重ねて 体を練る 武器さらなる 練りを高める
体術は 柔術なるぞ 本質に やわらありこそ 体術冴える
楽しさを 大きく伝え 喜びは 倍加し技は 術なる基点
人信じ 疑いなくし 接すのみ 覚悟があれば 技は進めり
見学は 見るよりやるが 手に習う やれば合氣が 見えるぞ技術
力技 ないよりましか 力技 合わせを探る 力は不要
朝迎え コーヒー淹れて 座り飲み 無意識高め 湧き立つやる気
コツコツと ただひたすらに コツコツを 積み重ねゆく 武の道合氣
考えを 捨て良いこと 悪いこと 判別するに 型稽古あり
正しくも 厳しくもあれ こだわれと 半身は真直ぐ 斜め有り得ず
腰逃げて 四方投げなど かかるまい 正しく前後 斬る腰姿勢
相手から ほしい思わせ 誘いては 技は自然に 行いおさむ
海の日を 祝うすめらぎ ゆかりあり 夏を乗り切れ 酷暑の禊
諸手取り 強く固くに 制しても 自然な動き 角度覚える
座り技 半身半立 立技に 稽古重ねて 合氣体練る
困難な 体の変更 日々稽古 残心とれば さらに鍛錬
腰ひねり 半身こだわれ 逆ひねり 屈曲のみぞ 完全半身
すめらぎを こころにおけば ぶれはせぬ さまつなことを おもいまどうな
とつくにの 力に悩み 夜一人 開祖思えり 師と同じ時
角度知り 角度を合わせ 肘を折る 爪先合わせ 体の変更
みそひとつ 開祖の杖を 型にして そのまま学ぶ 師の偉大さよ
角度知り 角度違わず 正中を 移動してこそ 技は光れり
武器技を 練り練り練って 練りまくる 型おとしこむ 一重身臂力
正中線 崩さず移動 なにものも 残さず動け 合氣は合わせ
目一杯 掴まれ動く 呼吸法 剛を制すは 柔に柔
丁寧に 意識を繋げ 足捌き 大腰筋に 深く動かせ
とつくにの 人は握りが 硬いけど 試され鍛え 臂力前腕
何故動く 要らぬ動きは 不正解 削り磨いて 技は生まれる
剣素振り 臍に結べと 師の教え 半身こだわれ これまた教え
居着いたら すべて終わりぞ 居着くなよ 居着かぬ先に 攻防の明
できぬとも できるようする こころいき けいこかさねて すぎし困難
半身腰 屈曲せねば 腰回る 回る腰にて 半身失う
重力に 逆らわずして 入り込む 力を得て増し 重さ変わらず
非常時に 働くという 腕ぢから 橈骨筋を 目覚め使えよ
素晴らしい 合氣戯れ 合氣惚れ 合氣の力 仲間を作る
晴れ晴れと 北へと向かう 合氣みち 開祖の御業 岩手降り立つ
ぶれもせぬ 心と体 作り上げ 合氣和顔の 態度で対峙
剣合わせ 剣触れずして 敵を斬る 敵との距離は ゼロから無限
楽しさを 撒く笑顔こそ 合氣なり 和つむぎつくる 高い技なり
流れない 正確無比の 武器技に 完成させて 体術帰る
上腕の 力みをかけず 合氣上げ 使うは臂力 鍛えよ臂力
合氣道 分からぬならば 腕を出し  諸手で握れ 我は合わせり
嗚呼臂力 臂力ありこそ 呼吸力 磨けよ臂力 練る呼吸力
技受けて 体整え 鍛えたる 良い技もらい 糧にし返す
一重身を 極め極めて 腰立てり 盤石な腰 技は栄えたり
抵抗を 感じさせない ゼロ合氣 動きもゼロで 力要らない
四方投げ 腕や腰など 回さない ぶれない腰で 前後斬りしろ
呼吸力 小指ではなく 菊練りの 拇指球出して 回内を練る
剣素振り 腕を伸ばして 腰は縦 キリキリやれば つよさ倍増
勢いを 消して動きを 見えなくす 予備動作など 敵察知の業
呼吸力 腰をしっかり 真直ぐ立て 敵多数でも 上がる両腕
久方の 岩間で朝を 迎えては 心軽々 ゆく足浮いて
あら楽し ワールドワイドの 岩間技 腕突き出せば 即諸手取り
良き弟子を たくさん連れて マーク来る 岩間の稽古 彼らに教えり
合氣道 開祖の言葉 行えば 気合はありて 雄叫ぶ如く
呼吸力 臂力発する 親指の 拇指球出して 合氣はなる
予備動作 敵に読まれて 負け戦 勢い不要 常歩の技
先生の 姿捉えて 生きうつし 太田道場 輝男先輩
上機嫌 良いのみ捉え 絶好調 今日も自然に 稽古足ゆく
抑えつけ られても上がる 呼吸力 姿勢正しく 上げろ真剣
腰を割り 正中ぶれず 突きを出し 杖は体の 正中移動
気の流れ できるためには まず勁さ 固い稽古が あればこそあれ
ぶつからず 衝突しない これ合わせ 合わせこだわり 合氣進めり
武器技の 稽古積み上げ 合氣成る 正しく振れば さらに成り上げ
股関節 屈曲厳しく 微塵とも 動かず縦に ますぐ半身に
勢いも 威力も要らぬ 型あれば 自然力が 湧き出て来る
突っ張って 手首を握る 形には しっかり抑える 固さ見られず
菊練りで 前出る力 顎投げに 入身投げの手も 全く同じ手
体まわし 引き倒すのは 力技 真一直線に 入るが投げ技
朝日受け 湧きたる意志を 型に込め 練り出す技に 呼吸は宿る
合氣道 色々あるは 原典を 知らず求めず 深めずの結果
千回の 気のない素振り より一つ 型ある気ある 素振り磨けよ
腕を練り 腰を練り上げ 背を練って 産み出す技に 合氣風吹く
真剣に 剣の握りを 考えて 菊練り出せば 呼吸法成る
菊練りを 大事にすれば 呼吸力 溜まり自然に 合氣上げ成る
リラックス そんな言葉に 騙されず 型通りなる 稽古行へ
一直線 避けず入身し 投げるのみ入身は極意 呼吸は秘伝
諸手取り 相手と同じ 方向を 見れば争い 瞬時に消える
腰ぶれず 尻を振らずに 後ろ斬る 厳しい型は 精緻産むなり
回らない 半身の腰を 厳しくし 投げはぶれずに 入身は極意
回内と 回外ありて 縦螺旋 横の螺旋は ぶつかり止まる
ズタ袋 引っ掛け肩に かけるだけ 諸手の呼吸 これで完成
我よりも 大きいものに 技をかけ 力は不要の 理合いの演武
菊練りを 練り上げ腕を 上げるだけ 合氣上げから 呼吸投げ出来
良い稽古 型を通して 練り上げる 型から離脱 何も気づかず
岡山の 技をば早く 試したく 親指動き 呼吸法練る
筋力の 完全否定 なすために 親指開き 閉じるが必須
あら不思議 不思議がさらに 不思議なる  もたらす臂力 元は剣なり
胸踊り 暁浴びて ダムに行き 自然一体 活力得たり
技教え 教え探りて 技極め 無抵抗なる 合わせ高める
稽古して 心地よい汗 かくために 無理無駄ムラを 無くし精緻に
昭和の日 国旗掲げて 岩間へと 大祭ありて 合氣集まる
古事記読め 神や宝の 本なるぞ 合氣を知るに 必須のものなり
まっすぐに 落ちて落として 順体の 稽古重ねて やわらをつくる
ああ臂力 臂力がありて とつくにの 力に勝る 合氣上げ成る
すばらしき この合氣道 深めては 原典帰る 道有りうれし
概念を まるきり変える 呼吸法 温故知新の 原典の技
ぶつかりて あらそい競い 勝ち負けに こだわりするは 合わせを忘れ
春なれば 合氣の門を 入る者  愉しめそれが 上達秘訣
直突きを 丁寧にやりて 槍となる 不易流行 体に仕込む
菊練りは 臂力養成 そのものぞ 体の変更 元から変わる
臂力にて 技の構築 練り直し 体の変更 そこから変わる
合わせなり ただただ合わせ 合わせなり 合わせがあれば 合気は絶対
被害者も 加害者も出ぬ 合氣道 為すは合わせの たまものなれり
朝靄に 鴨鳴く声が 響きたり 自然と一体 さあ征く我は
新入生 合氣の道に 踏み入れば 技の深さに 心体育つ
正確は 一分一厘 くるいなく ピタリと合わせ 止める残心
陽を浴びて 心火の光 更に増し  ゆくは大道 合氣の稽古
春になり 新しき者 動き出す これに合わせて ともに進もう
呼吸力 臍の高さで 剣結び 絞り回内 臂力益益
愛おしさ そこに愛あり だからこそ 技丁寧に 当たり触らず
愛おしさ 愛はそこから あふれ出る 愛ある武道 合氣真諦
稽古とは 偉人作りし すばらしき 型を模倣し 我移すもの
我はいらず 思考も空に 自然なり 宇宙一体の 黄金体に
大地立ち 大気吸収 肚納め ゆくりと吐いて 我即宇宙
末端の 争いなんて こだわらず 合氣の型を やり抜く合わせ
菊練りは 臂力によりて 力湧く 腕は自然に 伸びゆききまる
引き剥がす 癒着なきよう 心身も 意識し稽古 徳のみ貯まる
剣杖を やりて体との 一致あり 夢想の技は 実理伴わず
大本の 教えを体に 活かさせて 偏りなくす 合氣は愛に
一教を 丁寧重ね 面白く なれば合氣は 深んだ証拠
ありがたき 師の教えを 今日もまた 学ぶ楽しみ 尽きぬ道行く
内々の 中の中から 湧き出流 臂力正中 聖なるものぞ
天地人 ますぐに立ちて 神通ず 傾き蹴るは 浮橋立てず
臂力あれ さすれば強く もたれても 重さ感じず 軽くあがれり
動かさず とどめおいたり 手首肘 肩膝とめて ぶれずに移動
呼吸力 手首こねくり 出はせぬぞ 臂力養成 初めて発する
剣結び 杖も結んで 体術は 気結び稽古 進み叶えり
鳥が鳴き 花彩りて 我一人 神と合一 万有愛護
掴まれて はじめあらがい 拘泥し ぶつかりするは 合わせ語れず
くさらずに こころきよくし 行き先を 見つめ進んで 道はあきらか
臂力にて 肘肩落ちて 敵の手は 肘肩上がり 呼吸完成
勁さとは へこたれないで 前を向き 進んで一歩を 踏み出す力
半身とは 一直線なる ものにして 切り替えしても 腰は回らず
呼吸力 剣の素振りに 内包す 剣を知らずば 合氣進まず
臂力とは 意識し練りて つくられる 手首ヒラヒラ こねるははずれ
懸命に 丁寧にやれ 臂力こそ 養成させて 呼吸は発揮す
菊練りと 体の変更 繰り返し 拇指球前後 動く鍛錬
肘肩も 腰も気持ちも 落とすには 機能別々 同時に始動
すばらしき 岩間の里で 練る合氣 鍛錬打ちの 音心地好し
末端を 使うことより 体深部 力は深い ところから出る
入身投げ 投げるに前へ 出ることは 余計付け足し 合わせはうせる
四方投げ 出るのではなく 前後斬り 切り落とすれば 頭から落つ
気の流れ 固い稽古で できるもの 気の流れのみ 神に通じる
まず力 力は不要 なるものに 合わせの意識 常に必要
先生が 一度だけしか 見せぬ技 思い返して 無限広がる
昇段の 審査が有りて 集いたる 仲間とともに 雄叫ぶ合氣
朝焼けに 呼吸力増し 拝み手は  今日のこの日を 生き抜く勁さ
母からの 男雛女雛が 揃い踏み 我が子成長 思い巡らせ
一教は 痛い痒いも ないものぞ 余計なことを しないの自然
諸手取り 強く掴まれ やわらかく 動くことこそ 固い稽古ぞ
柔らかさ 保ったものが やわらなり 固い稽古に ぶちこめやわら
菊練りの 形を臂力 から進め 肩上がらずに 相手浮き立つ
短刀を 避けるのでなく 躱すのみ 半身はすごく 有り難いもの
朝日浴び こころ晴れ晴れ 伸びやかに 吾向かう先 これ稽古なり
気の膜に 包めと仰る 大先生 型は変わらず 受けも同じに
すめらぎの 天長節を 言祝いで 弥栄祈る 日本栄えん
竹島の 日が優先で あるべきぞ 日ノ本に住む 日本人たれ
柔らかい 触れるだけのみ 投げる技 付け足しの投げ 合わせ未完成
タイミング ではない捌き 合わせなり 気起こり動き 全てに合わせ
掴まれて 動けぬのでは 合わせなし 固い稽古で 磨け繊細
気の流れ 固い稽古と 合わさって ともに練磨す 武産合氣
掴まれて 動けないのは 未稽古ぞ 合わせ動くは 固い稽古よ
六十年 固い稽古で 今がある しっかり掴まれ 道はそこから
意識載る 技は瞬時に 気の流れ 別物意識 必須の稽古
離れても 固い稽古の まま続く 気の流れは 意識の稽古
魂の 練磨をなして 気の御技 固い稽古は 次なる保険
気の流れ 固い稽古の ままなれど 全く別物 気起こり合わせ
紀元節 国の始まり 祝いで 我日本人 誇りにおもう
合氣道 究めん思い 行く先は 晴れの国なり こころも晴れる
返し技 知りて使わぬ 秘術なり 基本の技に 神は宿れり
気合入れ 声も雄叫べ 合氣道 我が意を宣りて 祈りに通じ
腰が浮き 身体も浮いて 敵も浮く 浮けぱ力は 触れるのみなり
真向かいに 立ちて真剣 振り降りて 半身であれば 躱し極薄
剣杖を 道筋立てて 斬り突けば 合わせもまこと 深まりゆくぞ
陽が出ると 自ずと上がる 両腕は 五指真向かいに 気功の形
ただただに 笑顔でこころ かろやかに 施し徳を 積む日々の常
偏りを 気付きなくして ますぐ立つ あやまりままで 自立はできず
とどまらず 身体動かせ こころ湧く 前に進むは 心体の一致
神言の 有り難しさを 感ずれば 自ず湧き出る 感謝のお礼
我が心 敵なし思え 我のみぞ 我もなくして 自然あるのみ
気の流れ より気流れる 御技なり  くらいたければ すわ岡山へ
入身投げ その場落として 足替える 引き倒す技 これ暴力なり
勁さとは へこたれないで 生きる道 道進めば 自然に和なる
国旗の日 ましろにまあか たなびいて 素直に誠 示す日の丸
世のために 人のためにと 発願し 行を続けて 道でき残す
打ち込みの 残心腰は くの字なり 師匠申した お言葉ならば
正中は ぶれるときゆる せつないも つねともあらん 体のやすらぎ
覚悟もて 不退転なら 進むのみ 好転至る 道の一足
組太刀も 合わせがありて 成り立つぞ 合わせは世界 制するものぞ
剣使い 杖も使いて 充実の 開祖の合氣 完成なれり
前後斬り 正しくやれば 回らずに 一直線に なる四方投げ
膝ぶれず 体の変更 行えば 最短なりて ピタとはりつく
かむながら 祝詞となえて 我が意消す 世事全ては みはからいなり
神の前 清く正しい 立ち姿 柏手打ちて 護国祈れり
和のつよさ 容易挫けぬ 太さあり 手首捕まれ 和保ち進む
二人取り 浮身使いて かろくなり 運び一つに するは簡単
愛通じ 愛となりえる 合氣道 愛には暴力 微塵入らず
丁寧に コツコツやれば おのづから 技は深まり ぶつかり消える
前を向き 前へ前へと 進むこと 道は己の 後にと続く
武産と 似てる名前の 武生にて 神社参拝 武運を願う
ぐち言わず ことほぎあげて 運気呼ぶ めでた正月 一年計る
初稽古 今年も合氣 徳集め われ行く先は 大和開拓
意にそまぬ 反対のもの ばかりある それを反転 我が意にそめる
反対の 力がありて 整いを さらに反転 我が身同体
年頭の 仕事に際し 思うこと なすが堪忍 するが堪忍
すめらぎを ことほぐことは 我もまた 國住み生きて うまし國生む
初夢も 道場稽古 励んでる 一年の計 元旦にあり
合氣道 しっかり稽古 重ねゆき 和一人一人 結び広げん
寅年が あがりまつりて 兎年 おいでませませ 歳の神様
朝晴の すがすがしさを あびあびて 心と体 活力めぐる
すめらぎは 神おりまして つづきたる いやさかさかえ 長久の道
キボウもて つねえみえかべ たえぬれば ハナはいっきに 開きしめせり
付け足しの 技など要らぬ 何一つ 過不足なきの 合氣の世界
体捌き 動きに応じ 敵倒れ 付け足す腕は まるきり不要
大掃除 神社道場 掃き清め 神よろこんで 合氣栄える
気合こそ 何より力 源泉ぞ 力なき技 魂魄薄し
肘肩も 腰も気持ちも 落とすには 掴まれた点 動かずが肝
上げ下げは 己の意志が 存在し 状態保って 常に浮遊す
武育には 気育徳育 体育の 全てはぐくみ 含んでそうろう
大先生 齋藤先生 技は効く 知らぬに落ちる 傷めない御業
四方投げ 手首痛しと 言うけれど 技効くことは 痛みでなかり
攻めところ 末端さわり 中心へ 首腰かけて 垂直落下
剣先を 相手に向けて 敵制す 動かぬ剣は 先をも制す
ああそこに いないからこそ いるいしき あたえたままで さばくぞ無足
当たらぬと 技ができぬは 当たり屋の 言い訳せずに 当たらず捌け
抵抗の 力も含め 調和する 合わせはかくも 深きものなり
踏ん張れば 居着いて止まり 切られるぞ 受けは逃げへと 即変わりたり
型ならば 型に徹せよ 型ならば 無味無臭の ましろの技に
入身投げ 肩を開くは 悪癖ぞ 肩を留めて 前臂を送れ
腰入れろ 腰を入れろと 言うけれど 屈曲すれば 立ちから入る
コツコツと 小さな徳を 積みてこそ 一段上の 合氣を得たり
楽しめば 自ずと道が ひらかれる ひらいたさきに 道深く行く
ひたすらに 稽古の徳を 重ねれば 合氣の神に 守られ進む
ちゆうしんと まつたんどうじ くるいなく うごけばあいて いつたいになる
信じては 力は要らぬ 世界見え 愛ある力 則呼吸力
骨盤を 上げて姿勢を 整えて 合氣の力 増す自然体
秘せば花 言わぬが花の うつくしさ 人の世わたる 合わせ技なり
大本の おしえを体に うつしての 開祖の御業 合氣となれり
覚悟持ち 挑む意識は 先んじて 受け取り習い 技掴み得る
型を知り 型を深めて 型通り 型の中から 身体自由得る
起こり消す 無足の捌き 骨盤を 上げて浮かして 足は飾りに
課題受け より意識する 股関節 動きは全部 一体にせよ
型変えぬ 開祖の御業 深くする 水戸講習に 集う武人(もののふ)
道場の 先輩からの 祝ケーキ 合氣の話に 盛り上がる夜
召し物に 絹つけ祝う ハレの日を 大和男子と なりて動けり
大先生 口伝を変えず 取り組めば けして離れず 原典のまま
誕生日 昔は祝い なかりけり 親にお礼を 伝ふる日なり
知らぬ技 知りてさらなる 素直なる 素直正直に 勝る受けなし
とおあまり みっつの杖は 合わせのみ 組杖しない 型を残せり
いきおいは とめて残心 二秒間 行き過ぎよわい 姿をさらす
朝日浴び 光を受けて 生き返る 我が力は 燃えに燃えたり
腹腰が 前に流れて 膝もゆき 爪先過ぎて 正中皆無
踵上げ 膝が前行き 頭行き 尻が引っ込み 中心皆無
勢いを 見せずに止めて 残心は 悔い残さずに 仕上げ納める
力には 力に頼る ことなきぞ 力入れない 力を知りて
千日の 行を積んだら 幾ばくは 合氣の徳を ましつかむかも
朝靄に ひかりはとおく ありとても 照らす恩恵 感謝湧きあぐ
神仏を 敬い給い ひたすらに 祈り手始め 稽古徳積む
かんながら おのずよくなる みちなるぞただただますぐ たちすすめゆけ
ひねりなる 力はかろき ものつかい ますぐな力 重さなくなり
胴を斬り 上げて構えて さらに打ち すかさず逆に 打つ打太刀
立冬に バイクまたがり 寒からず 我が意は熱を 帯びる身体ぞ
剣を振り 手を差し伸べて 諸手取り かく鍛えれば 手首太くなり
呼吸力 鍛錬打ちで さらに付き 繰り出す技は 剣体一致ぞ
剣を振り 杖を突き打ち 武器受けて 合氣の徳は 深まりゆくぞ
朝日浴び 日の力得て 突き進む 合氣の道は かく楽しけり
明治節 国宝拝みに トーハクに 古人の文化 感じ力に
剣がある 杖がありて 武器技に 合氣は深く 開祖になりぬ
すがすがし 神社参拝 柏手に 深くおじぎに 弥栄祈る
腰を立て 腹を凹ませ 顎を上げ すっくと伸びる ますぐな姿勢
居着かない 膝腰肩も 強張らず 自由な関節 勝速日なり
成長に こころとらわれ 足かせに こころ自由に すすめ真人
伊勢参り 天照様に 会いにけり 合氣の神と ともに進むぞ
膝ぶれず 正中正しく 捌きては 技の威力は 数段上がる
不尽(ふじ)仰ぎ 山の神から がんばれと エールいただき 伊勢駆けつく
胸を閉じ 胸も半身で 肩を止め 中で脊柱 回ってゆるむ
不思議なる 技繰り出して こころとる 合氣の技は 愛のみちびき
我と他と 一つになれば 衝突は 起こらず進む 我即宇宙
人は皆 不完全だと 思いしば 気回らないは 自然現象
気をまわす 意識めぐらし すべてやる 意気込みありて 研鑽進む
脊柱を 回旋するも 肩止めて 体の中での 動きはたのし
体捌き 武氣充實 在りてこそ 技は端まで ゆきわたるける
こころこそ ひろくゆがまず にごらずに 清くしずかに おさめるものなり
正中を 確かに在りて 動きては 動即倒の 御業になりぬ
足りなさを 教わり知りて なおしてを 積み重ねてゆく ありがたさ知る
肩ぶれず とどめ置ければ 二教など 技は決まって 傷まず落とす
こだわって こだわり続け 更新し 半身更なる 深みと捌き
まことなる 半身求める 変更は 体の更新 増すぞ成長
胸動き 蝶番では ありはせぬ 両胸使いて 技精度増す
合氣道 半身こだわり 身を縦に 意識しなくば 体は作れず
おたけびて 力を込めて 握りあい 投げ合う仲の 合同稽古
いがゆかん 里庄の地に 武人たち 集まりおたけぶ 合氣魂
第二法 腕を動かさずに 入りては その場変更 受けは落下す
露寒に ぬれにし吾が 行く先は 晴れの國なる 技の岡山
繊細に 固い稽古で 角度知り 解き導く 合氣楽しき
徳をもて 痛みではなく 合わせては 導くことは 簡単なもの
徳を積み 謙虚兀兀 稽古する 大先生の 技近づくため
日の本の 歴史を知って 太古から 存する至宝 抱く幸せ
かむながら 結果必ず よいものぞ 体を動かし 技を発揮す
何事も 頼らなければ 自立なり 自立してこそ 学楽しめり
武器を持て 合氣の徳を 積むために 無手なる技は 武器の延長
剣を振り 剣で合わせて 組太刀に 組太刀変化 投げに転ずる
毎朝に 天津祝詞を 唱えれば かんながら知り 幸せ感ず
合氣剣 即体術に なり得たり 気合い同じく 自然に発せよ
流れるは その先見せる 悪手なり 細切れにして いつでも止まる
合氣体 敵無くすべて ひきはなす 稽古徳積み 愛呼び起こせ
気合出し 我が意貫く 姿勢こそ ヤマトのチカラ 発揮されえん
日の丸を 皇霊祭に 掲げたり 元を敬い 知り先すすむ
技厳し されど投げには やさしくと 負傷させない 不殺の武道
八百長に 見られるくらい 本物と 技精妙に 高めてあがれ
日一日 稽古の徳を 積み重ね 技の精度は 高まりあがる
元がある 元大切に 動くこと 祖霊祖神 敬い祀る
呼吸投げ 剣の如くに 振り上げて 腕を伸ばして 振り下ろすのみ
ますぐたち ますぐにすすみ 後退す 一枚の腰 半身鍛えよ
かたくなは しなやかさには かてぬもの 頑張り合いは 下達への道
かんながら 勝ち負けだけに こだわらず ただコツコツと 和合徳積む
すがすがし 熱田の森の 神宮のくさなぎの太刀 拝みに参る
意思固く やり抜く覚悟 鍛えては 神のご加護に 感じ入りたし
正中の 元は背骨の 下の下 ぶれぬ体は 根本への意
体捌き 半身によって 投げられる プラス呼吸で 威力倍増
引っ張らず 押さずひねらず ただ伸ばす 伸ばせば臂力 鍛えられまし
おたがいに 気をたかめて 気をためて 放たれる太刀 完全一致
肉薄く 骨に直接 指付け根 骨当てえぐる 四教痛し
剣がある 触れれば切れる ものなりて 当て身をこれで 鍛えて捌く
手を取って 精緻な合わせ 伝えれば 学ぶ意思あれ 以心伝心
引っ張らず ただ腰落とし 腕伸びて 自然腰乗り 軽く投げるる
かんながら ありて合氣は なりたてり 神なくしては 御業はできぬ
確固たる 意思有りてこそ 技光る 光は誘って 相手導く
中心を 考えてこそ ぶれないで 迷わず歩く 先人の道
真逆の 対立ではなく 呼び交うて むすび元より 完全の技
あげつらい わがままこねる おろかもの 沈思黙考 時は金なり
あせらずに いかりまかせず おだやかに こころきたえる 毎朝祝詞
虚も実も なかりてますぐ はいりけり 合氣はすべて 照破するもの
合氣道 日本武道の 技なれば 剣杖振るは 当然至極
一重身と 半身の別は なかりけり 大先生の 解釈なれば
光あり 天戸開きの 合氣道 慶び希望 もたらすものなり
喜んで 打たせ掴ませ やられても すがすがしさは 有りぬる型よ
いづとみづ ますぐに交差 有難し 姿かたどる 残心半身
惟神 神威汲み取る 羅針盤 つるぎ半身の 立ち姿から
小手返し 倒し返すは 痛みなく 移動をともに すれば簡易に
技精度 高めることが 護身なり 力不用に 動即倒に
兄弟子と 語る岩間の 昔ごと 興入り手と手 掴む仲へと
かむながら 神の意聴ける 立ち姿 腰立て首を すっくと伸ばし
くさなぎの つるぎの霊の お力を もって合氣は 成しうるものなり
軽いまま 突き打ち払い 繰出せば 武器は自然に 力増したり
合氣道 型を大事に する人は 用心知りぬ 武道家なるぞ
耐える道 ゆけとさとした 終戦に 英霊祖霊 報いて進む
とは 米糠三号 持てば良い 以上の力は 不要の力
コツコツと 業つみかさね 神通に 神のはからい 感じる合氣
むかしびと くにいやさかに 書を残す 息吹感じて 力伝わる
山の日は 大山津見に 咲耶姫 石長姫を 祝いて過ごす
ダメダメと 言って破壊を 目指しても 思考停止の 夢なき世界
実験で 長崎市民 弑するは 大量虐殺 米国の罪
我が国を 愛することを 進めれば 人格資質 丸くおさまる
コツコツと 知るを重ねて 我つくる 平和安寧 成し遂げ合氣
無辜の民 殺した原爆 落とされし 広島の日の 思い抱いて
あめつちの 呼吸は禊 なるものぞ 真摯な心で 磨けよ技を
我が国に 住んで愛を 育んで 自ずと出るぞ 愛国心よ
われまもり ひといえくにも まもるもの もののふなりて 合氣の武人
気の膜で 前臂を覆い 諸手取り 呼吸法なら 重さ感じず
体のばし 姿勢良くして うすくなる 半身の体 そのまま維持す
うつくしい ことのは選び はっすれば 我が身を守る 合氣の護身
すめらぎは 中心なるぞ ぶれはせぬ 中心力は まことの力
型ありて 型をこなして 型どおり 型やぶらずに 技は高まる
中心と 末端に線を かけさせてぶれなく動き 歩くまま技
ひたすらに 垂直水平 考えば かいなからだも 共に動けり
力こめ 叩き落として 踏ん張るは 鍛錬打ちの 形にあらず
武器技を 順番だけに こなしては 日本武術の 深みにゆかず
まっすぐな 体を作れば 力など 要らない技が 自然産まれる
残心は 静止続けて 楽に立つ 呼吸静かに 意識明確
ねじらずも 体の移動で 敵返る 合わせは断って 切るものでなし
無為自然 合わせはここで 産まれくる 不自然な様 結びはできず
かんながら 深まる友の 語らいを 助けてくれる 神のはからい
奥州の 友と二人で 稽古して 胸の開閉 教え驚く
同友と 杜の都で 語らいて 同じ師仰ぎ 時は過ぎたり
正中を 考え体 動かして ぶれぬ御業を 作りましたり
かんながら 合氣の神を 心据えて 無私の御業は 世界広がる
コツコツと 型をまもりて 技あがる 気力は勝手に 出るとの教え
我が為すを 決める心の 羅針盤 針路無しなら 迷い深まる
武器不用 語るは平和 なり難し 武器知り抜かず 徳ある武人
深部より 体動かし 癒着取る 残心ありて さらに体練る
一教の 受けのかいなは 平行に 斜めにすれば 抵抗される
縦と横 正しくますぐ うすくする 力はいりて 敵は落つのみ
日本を 想いて我ら 導いて 戦後レジームの 脱却図れり
呼吸力 すうはく息を ととのえて ますぐに立ちて 力不要に
ゆがまない こころとからだ つくりあげ 六方意識で われは立ちたり
岡山で 氣をいただいて 帰省後に パワーあるねと 言われた職場
子は宝 笑顔に笑顔 つながりて 大切育て 愛ある家庭
徳島で 四国の学生 岩間知る 目が輝き 合わせ深まる
呼吸投げ 合わせに合わせ 触れるのみ 押し引きしない 意識で投げる
まず掴む 強く?んで 固定する そこから脱出 固い稽古は
股関節 癒着剥がして 腰沈み 軽く頭は 首伸びあがる
姿勢良く うすくうすくと 立ち姿 スカイフックで 首肩かるく
まっすぐに 上がり打ち込み 足進み 下がり半身の 剣完成す
エネルギー 運ぶ力と なぞらえり しあわせかかる 架け橋なれり
はさまれて 前後左右に 天と地に 体薄くなり しかし技厚く
暑の禊 稽古行い 繰り返す 稽古の先に 御業勝ち取る
血流は 圧迫開放 繰り返し 体整え 心穏やか
勁さとは けして折れない こころなり 日々考えて 型から気でる
息を吸い 脳に空気を 送り込み 俯瞰でとらえ 刺激対応
四方投げ 表は昔 受けの前 直角捌き まっすぐ進む
腰入れず 力入れない はじめから あるもの育て 使うもののみ
反撃を 思いつかない 深い技 感動呼んで 賛同を得る
すめらぎを 思い残すが 日の本が ひかりかがやく 開祖の教え
我だけが ではなくて皆 同胞と 幸せ進み 和は勝ちとれり
エネルギー 収縮すれば 即投げに 型は力の 凝縮の場所
正勝が あって吾勝が より勁い あげつらうもの 正勝でなし
正論を のたまきいかる これ不思議 反論のみこみ 全肯定す
おもてうら 裏ありてこそ 表しる 裏の意識を 鍛えよ武人
半身替え 前は変わらず 臍の向き きっちり左右に きりわけ大事
小手返し 受けのかいなも 手首まで 仕手の体も けしてねじらず
ねじれなく 立って進んで 触れるのみ 力は凝縮 瞬時開放
すうはくを ととのえ目線 平行に かたよらないで すっくと立つのみ
花咲かす ために根は下 伸びにけり 根ある者は 大輪ひらく
切り替える 正面背中 半身立ち ねじれはないぞ 全てみかえる
型通り しっかりやれば 自明なる 気が出て技は 威力を発する
屈曲し 大腿骨を 斜め出す 上体曲げず すっくと腰立て
武道とは 用心大事 師の教え お花畑は 思考の停止
すばらしい 合氣の御業 目の当たり 進む力を もらえてうれし
開祖言う 覚え忘れろ 合氣道 愉快にやれば 自然にできる
いたずらに 武器まわすは 暴力に 丁寧使い 力おさめる
足捌き そのままでるか 反対の 足でて前後 すすみかわれり
繊細な 技にはふれる 意識もて 全方向に 感じる力
君が代が 流れて始め 演武会 我の気合は 館ふるわす
武器ありて 武術は高み 深まりぬ 武器怠り 技は低下す
武育とは 知育体育 徳育を あつめ武を知り 武をおさむもの
武術あり しかし使わず 術高め武愛は全て 包み込む道
真槍は 鋭く光り 一閃に 貫き通す 妨げは無し
フッスパッと 触れたところで 斬り突くは 当身でありて 体術同じ
最小の 力ではなく 最大を 圧縮するから 動き少なく
子が走る 懸命走り 皆が言う 頑張れ言葉 自然の発意
合氣道 開祖が創る ものならば 開祖に思い はせて深まる
すがすがし 陽を浴び振るう 我が剣は 合氣の太刀ぞ 真剣なるぞ
末端と 同時に芯を 動かせば スパイラルアーム 銀河と同じ
武器もダメ 気合いもダメで あらわすは 合気ダンスと なりぬけるらし
無為自然 自然体から 発するは それこそ自然 気合は自然
体軸を 正しく合わせ 立つならば 何人来ようと びくともしない
一教も 二教三教 四教も 肘部掴めよ 開かず抑え
六方は 前後左右に 天と地に 意識し立つは 自然の姿
大祭の おつとめはたし 我が師逝く 心は弟子に 伝えて残し
遷宮は 形を保ち 常若に 型は血脈を 流して若く
殴ること 反発感を 起こすなり 不思議な技は 好奇心増す
ひたすらに 感謝感謝と 念ずれば 技は深まり 精緻丁寧
胸の寄せ 開きは少し かつ速い 流れの技に 投げはパッとガッと
五月晴れ 太陽の子 我は行く 八王子への 御陵参拝
おごらずに へりくだらずに ただ素直 道立ち歩む 合氣真人
いやさかを 祈れ祈れよ いやさかの 世の和高める 合氣の徳よ
こどもの日 子のしあわせを 願いつつ 母への感謝 告げ自立の日
組太刀は 半身の形を 忘れるな 前後でなくて 左右の捌き
憲法は いつくしきのり 訓に読む いつくしきある あり方おもう
体捌き 半身一重身 半身へと 胸の切り替え 投げるの可能
障害に 隙きを見つけて 突くよりも照らし破るぞ 武道の教え
我が国が 安らか続け 込めて宣る 毎朝祝詞 神気みなぎる
昭和の日 昭和のみかど 偲ぶの日 日の本栄え 感謝告げる日
掴まれて なだめて時を 待つよりも 自ら進み 合わせをつくれ
大先生 昇神されて 技残し 御技追いかけ 稽古成り立つ
意識して 意識折り込み 体変わる 難しいから 意識注入
意識持て 気は力に 変わるぞよ 体の変更 残心注意
掴んでも その逆見れば 掴ませる 触れて発動 合氣の威力
最高の メンター会いに いざゆかん 岡山あるぞ 開祖の御業
合氣道 間違いはない 取り逆も 体が動けば 即技変化
両襟を 締めて首を 押さても当身は腕の 間から出る
用心の 必ず先の 安心を 武道家なら 自然にまとう
軽重は 重さの尺度 筋トレよ 重さ思わぬ 合氣の力
いさかいの 尺度に載らず 呼吸力 鍛えて気づく 真の安寧
強弱の 尺度に立たず 違う道 立って進むぞ 呼吸力なり
すめらぎを 守る力が 合氣なり 守る意思なき 力はむなし
肩を止め 肩を振らずに 反対の 肩の開閉 捌きの極意
気の流れ 固い稽古で 磨かれて 流すことなく 同じ捌きに
古き本 知識の泉 尽きはせぬ 古事記や武道 繰り返し読め
好転は 合氣の徳が 重なって 良人笑顔 大和の成就
ちゅうしんを 考えること 末端を たすけいたわり 技映え光る
臂力とは 腕のみ力 ではなくて 腕は接点 動きは体
バネ動き 順番でなく 一と全 合わせて変わる 体も同じに
コツコツと やりとげる人 道すすみ 聖人なりて 人教えたり
コツコツと 続けるものが 深奥に たどり着きかつ 悟り進める
半身して 一重身になる 切り替えは 意を即体に 移すものなり
末端に 責任投げず 救い出す 中心からの 愛のひろがり
代稽古 座りの一教 四方投げ 開祖喜ぶ 大事な稽古
思うさま 体にうつすは 同時刻 迷わず進む 合氣真人
血の流れ 気の流れとは 同じなり 良い稽古して 血気は盛ん
切り替えが 体の動きと 直結す 小手返しなど 蹴らない捌き
表面を 着飾るよりも 最深部 動かすことで 速日近づく
久方の 稽古のはじめ 座り技 正面打ちの 一教の表
半身とは 骨盤縦に 回さない 剣持つ姿勢で 片旨寄せる
まっすぐに ただひたすらに まっすぐに つながるものの ありがたさ知る
考えに 考え重ね 試すのみ 稽古の徳は 型のみ生ず
おもねりて 我が意変節 更に増す いきづらくなる 悪しき慣習
まっすぐに 立つこともって たけるなり 対してぶれず 相成る和合
攻められぬ 心身つくり 稽古する 和合の道に 我立ち歩く
稽古とは 考えること 積み重ね 元を離れず 先進むもの
研究は 確認どころ 増やすべし 技は深まり 心はしずか
合氣道 楽しんでこそ 続くもの 茨城大の 弥栄祈る
すめらぎの いやさかいのり ことほいで まことのへいわ あいきあらわす
考えて たしかめること やまほどに マンネリなんぞ する暇は無し
日は昇る 昇る日見上げ 奮い立つ わざわいなんぞ ぶれぬぞ武人
背を合わせ 体の変更 やりとげる 正しい半身 作り鍛える
ただ素直 握る力を 受け入れて そのまま返す 諸手の呼吸
一教の 掴み稽古で 培うぞ 仕手と受けとの かいなの力
打ってこい しかしどこにも 打ちこめぬ 開祖の剣は 護身あらわす
戦争を しない最善 攻められぬ あなどりがたし つくるぞ武道
おおらかに あかるくてらす おひさまを うけてからだは きびきびうごく
武道とは 平和平和と 唱うより まずは修行に 体練り鍛え
原典に 帰ることこそ 発見が無限にでるぞ 開祖の教え
半身なら 前後の動き 左右にて 横歩きして 偏るなしに
腰ひねり 円は戻りで ぶつかるぞ まっすぐさがる 腰の屈曲
短刀は 振り突きにして やいば上 突きの基本は 縦に振り突く
光あれ 暗きをあかく きりかえる 気合いは合気 出すの当然
なかなかに むつかしいものぞ 合わせとは しかしたのしき おもしろきわざ
防ごうと 正面固めに 横広くしかし入れる 体の変更
ゴリゴリと やるのでなくて じっくりと 形をキープ 二教三教
一直線 入り振り向く 一動作体の変更 背中合わせ
合わせとは 徹頭徹尾 ぶつからぬ 当てて動くは 合わせにあらず
突き躱し 杖を掴んで 突き返す 足が進めば 四方投げ成る
姿勢良く ますぐに立てば 敵姿勢 ゆがみがわかり 寄れば倒れる
筋肉に 頼る握りは 萎縮する 伸ばして握れ 当て身入らず
我慢など するより素直 受けるとき  体は無理せず 逃げる形なり
外殻を 鍛えることより 内側を 静かにとめて 自然体察す
梅の花 パッと開いて 呼吸の手 体の変更 各技使う
腕伸ばし 握る形は 剣同じ 曲げて握れば 当て身が入る
股関節 十分屈曲 腰立てて 両肩平行 脊柱回旋
肘先に 力を入れて 握るもの 固い稽古は 臂力養成
春迎え 陽気あがりて 血脈も めぐりて呼吸 深めた高まる
剣杖は 正しく振りて 残心で 体弛めて かつ張りきめる
赤白は こころのましろ わきたつひ うめみて感ず 日の丸の旗
脊椎を ひねることこそ 体のもと きたえ内より 勁さうまれる
岩間には すべてがあると 開祖言 だから口伝が 残り伝わる
剣素振り 姿勢正しく 顎上げて遠きを写して 浮きつつ落とす
どっしりは 外側鍛え 内側は 体の変更 弛めて剥がす
日の丸を 掲げて祝う 建国に うるわしく保つ 武により誓う
残心を もちいて各所 ゆるめゆき リンパ流れる 体の変更
一生に 一度もなくて 有り難し 稽古の徳は 貯めるものなり
後ろ足 剣と同じに 軽く曲げ 腰は屈曲 両手揃える
学ぶもの 高くあれよと たかぶりて 四股踏み素振り 姿勢崩さず
三畳間 適塾にては 長の部屋 ここで合氣を 練りて高める
須佐之男も 籠もり悲しみ 泣きわめき力をためて 天へと昇る
片手取り 呼吸投げは 上腕の 力は要らず 肩を巡らす
手の平を 上で水平 上腕の 力入らず 振り上げ可能
軽やかに 振り上げ可能 肩甲骨 体の変更 力は要らず
関節を 回せる部位を 動かして 股肩肘の 振り上げの妙
大疲れ その先にある 振りかぶり 力いらない 証の呼吸
五の素振り かいな返して 打ち込みで 突っ張り腰は 四股踏み鍛え
対しては 真中心に 進みゆけ 打たれぬ不思議 合わせ感じて
腰を割り 腰から立って 膝曲げて 力入れずに 自然体成る
日の丸は 古より 使われし まさらの白に 赤の陽つよく
合氣には 正勝吾勝 勝速日 三つ揃って かなう神技
コロナ禍に 負けずくさらず 気丈夫に ますらおは立つ 剣杖ふるう
知ることは すべて知るよう つとむべき 知の広がりは 身を立てたすく
体深部 屈めて捻り 伸ばしゆく 体の作りは 奥からはじめ
道に立つ カテイ大事に するものぞ かむながらとは 道の行き先
打ち込みを まっすぐ下がり 受けるのみ 我は当たりて 敵は当たらず
股関節 しっかり屈曲 四股をやり 受けるも掛けも 一の鍛錬
我が国の 守りが大事 人大事 大事繋げて 和保ち守る
肩などに 力あっては 気入らず ただ肘先に チカラを通せ
こころある ひととくみして わざたかめ かたは混じりを 省くものなり
一教は 掴み稽古と 師の教え 掴み変えずに 技完遂す
にぎらせて 圧は変わらず 変化する 臂の内にある 力のみ使う
呼吸力 これなり見せて 合氣道合わせ難し その先進め
おもてうら うらとおもてと うらとうら おもてとうらとで 面が合わさる
つるぎ打つ 開祖の道衣 斜めジワ 脊柱回旋 意識の証拠
裏技は 背と背合わせの 合わ背なり 半身厳しく 体の変更
背面を ぴたり合わせる 変更で 合氣の捌き さらに達する
おもてうら うらからおもて きりかえす 入身投げは 一線の動き
掴んでも 全調和に 負けるもの 我即宇宙 臂力体現
相反で なく相生が 弥栄を 導く愛氣 黄金宇宙
手の平を 水平にして 五指伸ばし 腰屈曲に 背骨回旋
改編を 良しというなら それもよし ただし開祖に 近づけぬ道
入身とは 敵の背後に 立って投げ 消える動きは 入身一足
組太刀と 組杖ありて 武器技に 素振りのみでは 合氣は浅し
雨引の 観音様に 祈るもの 闘病平癒 家内安全
筑波光 受ける常世の いばらきに うまし合氣を 広めんと立つ
大晦日 寒さ吸い込み 臍送り 我即宇宙 超自然体
調和なる 黄金体は 無敵なり こころとからだ ますます磨け
かかる前 その前前に 勝つものは 正勝吾勝 勝速日なり
一年の 稽古納める 一教の 各種の取りで 面白さ得る
にごりなく つたえのこした つながれし 技のいぶきに われ驚嘆す
とおあまり ななつをこえて すすはらい 神社をきよめ こころやすらぐ
引っぱりも 弛むも一つ 物体なり 受けに望まず 自ら弛め
わが背後 斬りて後ろを さらに斬る 四方投げ裏 剣術の妙
すめらぎを ことほぐことは わがくにや わがいえみなの 万歳いのる
招き寄せ 前腕のみが 力あり ほかはいらぬぞ 臂力養成
大先生 わしなきあとは 岩間行け 御業を型に 残した師匠
勁さとは けして折れない こころなり だから守るぞ 御国のイブキ
縮むこと 凝るにつながり 伸びること 解くにつながり 技は深まる
股関節 屈曲プラス 脊柱の 回旋ありて 四方投げ為る
押しつつも 引くものありて 腕動き 相反同時 威力増したり
山谷を 越えて行くもの 道のりは だからおもろい 日本通史
あるがまま そのまま受けて 一体に そのまま返す 分合チカラ
刻まれた 歴史を見取り 学ぶこと 気付けよさとれ 正しく進め
反しても 相一つなり 力とは 進み開けよ 合氣の標
土地愛し 土地から得たる まこごろを 守る力で 神の威得たり
押し引きは 同時存在 一体ぞ 片方寄るは 一体砕く
正面に 向き合わずして 左右置き 半身最小 我が身を守る
すめらぎは 皇道なるぞ ひのもとと ともに進みて たみみなたから
たもたりて つづくあんねい あればこそ まもりはつよく あいきまばゆく
子は宝 希望彩る 原石ぞ 合氣の愛に 包まれ育て
打ち込みも 受けることすら 導いて 点より面の 技は楽しき
守りとは 点ではなくて 線なるぞ 全面包囲の 我無敵なり
年の瀬も 稽古励むぞ 我が勤め 稽古の徳に 神は微笑む
原典を 素直に読んで 読み込んで おのれを入れぬ 技至高なり
すめらぎの 弥栄祈り ひのもとが こよりとなって 強く編まれり
すめらぎの 道を保ちて やすらぎが さきほこれるぞ 我がひのもとは
点でなく 線で守るぞ つるぎわざ 打たれたりとも 決して遅れず
良い稽古 型の稽古で 氣が出るぞ 型なしならば 気のない稽古
神様に 二礼二拍の 合氣道 かんながらの身 徳深めたり
縦は直 厚みを消して 引き寄せる 寄りかかる前 返して投げる
ちゅうしんを かんがえうごけ すぐかわる まことをみがく かんながらみち
否定から 入りし者は 止まる者 素直に見聞き 魂感ず
言の葉を 積んで重ねて こころ練り 武のはたらきも 念じおこなう
新嘗に 祈りましまし 臣民が 満ちてよろこぶ 五穀豊穣
技は理ぞ 合理効率 あらばこそ 根性廃し やる気を起こす
型は基礎 型は三千 かなりある 基礎やり抜いて 技は高まる
源流を さかのぼること 道なりと 開祖研究 示した師匠
澄み渡る 秋晴れの気を とり入れて 講習会の 技確かむる
秋晴れが 新嘗近づく 喜びを 押して助けて 笑顔こぼれる
子は宝 御宝こその 妻宝 母宝ゆえ 家守り宝
合氣とは 開祖のひれぶり 言霊や 書にも武にも 光は発せり
深まりし 講習会の 後の飲み 大先生を 語る楽しさ
正中を 取り取り合いの 稽古なら 合い「気」となりて 良き高め合い
秋晴れに 講習会に 集うもの 開祖の技を 求める武人
國守り 國弥栄と 眠る霊 参りて祈る 我ら防人
みいつとは 愛の光ぞ 何物も 貫き照らし まことをしめす
我が出自 部活存続 喜びの先輩の文 げにありがたし
直線は 円より速い ものなれば 丸い体の 動きまっすぐ
一教の 腰のひねりは 矢状面  屈曲により 半身保てる
秋晴れに 爽やかなりし 合氣道 招き寄せ薙ぐ 諸手取り技
ひのもとは まことのひとが すみやすく すがすがしさが わをむしあげる
かまわない 無関心ほど もめ事に キチキチ決める ことわりが良し
合氣技 深まる時を 水戸で得る 集いて学ぶ 心楽しき
明治節 澄み渡る空 洗車して 講習会の 期待高まる
すわりわざ ざぎとは言わず すわりわざ 頭揺らさず 膝行移動
世を守り 人を守るは 國守り 守りの意思の 集いし選挙
剣握り コロナ禍晴れろ 願いたて 稽古場響く 我の雄叫び
ひのもとが よりうつくしく かがやける すがたあらわす スメラギの道
うつくしい もの・くに・ひとに ふれており まもり育てる 愛をつちかう
スメラギを 大事と願い 剣を持ち スメラギ守る 杖刀人
炯眼は カッと見開き 照破する 合氣の徳を 積めば得たりし
ひのもとは やすらぎとわに ちゅうしんの スメラギの道 守るが合氣
風起こせ 風とは如何に 突風か いやそよ風ほど 当たりで投げる
成功は コツコツ真摯 つみかさね 壁を砕いて 掴むぞ真理
スメラギの 國安かれと 咲耶姫 八海大神 祈り峯立つ
ひもかげも ひとつたつもの ささえなし つよくあるもの  あわせてつよく
受けの体 肘膝折りて 体反らし 出足はさせぬ 体の変更
まこととは まことにまこと つみかさね さざれとなりて 惑わぬこころ
臂のちから 前腕のみを 動かすぞ 握り握られ 正勝吾勝
まこととは まことにまこと つみかさね さざれとなりて まことつらぬく
稽古とは 古きを思い 考える 大先生の 著書を解く
前腕を 回外させて 手を上に 返す力が 呼吸を増す
肘を折り 膝と頭を 落とすもの 体の変更 間違いなかれ
合わせこそ とことん磨き 澄ませれば 我即宇宙 中心を知る
刺激受け 刺激与えて 育つもの 臂力の意識 さらに強まる
岡山で 教わりしこと 思い出す 情報過多の 波心地よし
掴まれて 何もしないが 合わせなり 合わせのままに 変化す呼吸
晴れの国 みなすがすがし 笑みたえぬ あいきのわには 神がたすくる
岩間とは 開祖名付けた 合氣苑 武農一如の 修行場所
壊不壊 争いなきの 合氣道 天の浮橋 立っておこなえ
掴まれた ところは固定 受けの肘 深く折るもの 体の変更
武道には 開祖自ら 技をやり 紐解きすれば 上達必至
ひさかたの 稽古といえど 取り組むは 最先端の ふかき技なり
手のひらを 上に向けてと 武道には 書いてあるのに やらないふしぎ
基本技 五十のみでは 足りなすぎ 三千あると 開祖の言葉
正面の 敵ではなくて 背後から 攻撃避ける 体の変更
残心は ピタと止まりて 一寸も 身じろぎせずに 2秒静止す
手のひらは 水平にしろ 師の教え  開祖の型の 体の変更
ノルマなど つけずかんがえ 反復し その先にこそ 合氣宿れリ
合氣とは 開放研究 するのみぞ 我が師の言葉 古今を結ぶ
悠久の 歴史学んで 人作る 徳のこころに 神技たまわる
押しもせぬ 引きもしないで そのままに 変化楽しむ 諸手の呼吸
防人が 帰省の稽古 直払い 教えて無足 深まる入身
静かなる 靖國参り 英霊の 残せし文に 教養感ず
古事記読み 武道を読んで 開祖知る 開祖研究 師の教えなり
名月や 満月ひかり やわらかく 腕振り歩き 我が家に帰る
原文を さらに細かく 読み込んで 臂力は何か 紐解く武道
祝い日に 日の丸あげて 大先生 愛し守るの 志しる
宝典は 古事記であると 開祖言 そのまま学び 何も削るな
根幹を 見失いせず 真に立つ ぶれぬ心身 惑わぬ合氣
今できぬ ただそれだけで 技を変え 元に辿れぬ あさきかんがえ
古来より 守りたいもの あればこそ 武道深まり 愛気あふれる
稽古とは ふるいことのみ かんがえる ふるいものとは 原典のみぞ
原典は さあここにある 開祖著の 武道紐解き 技深まれり
正中が 正しくまっすぐ あるかぎり 引き込みせずに 受け巡り落つ
学ぶとは 真似を重ねて 深まりき  開祖の技を 紐解く武道
開祖著の 武道は岩間 スタイルを 開祖の技と 同一しるす
中心が あるゆえ大事 わかり得る 守り保つは 自然の想い
こんなにも ゆくみちさわり あるとても われとどろいて わがみちゆけり
さがるとは 敵からまっすぐ 進むこと 入身の妙は 一直線なり
きりかえし たてなおし経て 真中心 学び知り得る 岡山稽古
幸福に 切りかえる神 岡山で 稽古し学び 気合で招く
深まるは 原典にある 言葉こそ ぶれずに進む 寶なりけり
変更は 入身転換 同時物 分ける愚考に 溺れるなかれ
究極の 一を二つに 分けぬこと 入身転換 元は変更
秋晴れに 合氣道人 集いては 合同稽古 響かう気合い
感動を 岡山の地で あじわおう 10月10日 秋晴れの下
分からすに なんだこれはと きざんだら 足は自然に 上達向かう
なんだこれ わけのわからぬ 感動は 奮起し続く 学びのちから
究極の 技は既に 見せている 問いに答えた 体の変更
直払い 足捌きは さがる足 転じて進む 足になりけり
稽古毎 体の変更 重ねては 入身転換 鍛えて護身
朝日受け 姿勢ただしく まっすぐに 足取りはまず 股関節から
皮さえも 惜しむ教えの 合氣道 なれば我が名も 傷めずに書く
書の道は 開祖が嗜む ものなれば おろそかにせず 我が名書くべし
知ることを 高めていけば 曇りある ニュースのまこと 晴れて掴む
真っ直ぐに 立つ姿を 保つこと 守りが活きる これぞ保守なり
ありがたし 剣対杖の 直払い さがる足こそ 則出足成れ
くよくよと なやむことより 剣をもて できることなど おのづからでる
わざわいを はらいたまえと いのる剣 かまえふりても 正中保つ
関節と 立つつぶらやと 直払い 深めることの 多き良き朝
こころねを ほんのすこしく みたたれば かも安寧に 時はすぎれり
世の中へ 不平不満の 解消は 大本すべて 家族安寧
やさしさを 素直にだして めおと道 むすびのちから ひらきひかれり
みそひとつ 杖素振りは 歌の韻 大和こころを 唱えてみがく
みそひとつ 杖の素振りは 何一つ 変えることなき 開祖直伝
あきらめぬ こころをもてば あきらかに ひらくみらいに 道たどりつく
横面を 左右両方 打ち据える 杖の軌跡は 八の字なり
関節の かすをとれとの 教えなり 痛みを耐えて 返すであらぬ
無辜の民 ころした兵器 つかわせぬ 強い力を 培う武道
進むとは 一人孤独に 行くものぞ 進む先こそ 得られる光
岩間にて 稽古の後に 水戸でして 稽古重ねる 土曜は特に
無辜の民 殺した兵器 にくくあれ 守り力の 大切さ知る
剣構え 胴斬り次に 横面を ニ連打ち斬る 一の組太刀
コロナ禍に めげずくじけず 武器ふるい 朝日受けて 剣杖光る
野球戦 手に汗にぎり 大鐘音 届いて逆転 ニッポン勝てり
おもてうら なくて万遍 鍛えたり 合氣体は 黄金体に
我がつるぎ 神具として 振るいたり 神剣の名は 天の叢雲
剣を振り 臍の高さで 水平に 残心2秒 鍛える臂力
朝日受け 柏手打ちて 祝詞読み 武器取りたりて バイクはしらす
感謝とは みやびであると 大本の 教えの中に 愛はありけり
朝稽古 納めてジョウロ 手に取って 開祖と同じ 水撒きしたり
スポーツは 宥和をはかる ものなれど 何故に騒ぐか あらぬ波風
コロナ禍の 憂さ晴らしたる 競技者の 一途な想いに 共有したり
あざやかに 日輪五つ 描きたる 空を守るぞ 我が自衛隊
半身なら 剣技体術 武産に 肩を揺らすな 武人ではなし
体と武器 合わせて深む 合氣道 共に学んで 呼吸力積む
ヒノヒカリ 浴びてもののふ 強くあれ 五輪大会 大成功に
肩腰と 手首や脇の 稼働域 ゆるめ広げて イキゆきわたる
剣握り 太刀構えての 半身なり 半身がありて 伸びる剣先
第三法 上げる形は 持たれてる ところ動かず だらりと落ちる
第4法 下に落とす 形でも 持たれたところ 動ぜす落ちる
いさぎよし 心まさらに 諸手取り 強く握って 呼吸力練る
すめらぎの 武をたてまつる 皇武館 開祖が昔 磨いたところ
こんなにも すばらしいものを やめること 納得いかぬと 怒った開祖
すめらぎの こころをもちて ひのもとの 武はますます さかえたかまる
ギチギチに 固めることの こだわりは 体を壊す 悪しきものなり
殴っても 蹴ってもダメの 合氣道 制約ありて 技面白き
力など 米糠三合 持つのみで 真の力は 呼吸力なり
守の字 開祖の好きな 言葉なり 守り弘めて 続く喜び
吸収に 吸収重ねて 引力の 練磨となりぬ 組太刀組杖
かんながら 固い稽古の 有り難さ 万全の魄を つくりたまえる
剣と体 何も変わらぬ 捌き法 変わらぬことは 同じことなり
合氣には 間違いないと 師の教え 触れた点から 技は始まる
横縦と 上下繋ぐ 六方に 惑わず立って 技の発動
気になるを 気にせぬこころ あらためて 草の根取る 我でありたい
剣握り 諸手の取りと 同じもの 剣体一致の 臂力養成
前腕を 鍛えることを 稽古する 握り掴みも 仕手受け同じ
神剣と 見立てて我は 丁寧に 一礼振るい 一礼納め
三千の 基本の技を 一六方 投げ分けるぞと 開祖のお言葉
気の流れ 固い稽古が あってこそ 同じ動きで 敵を投げ落つ
日夜毎 稽古の徳を 積み重ね 体得しうる 合氣の妙用
暑のみそぎ 寒のみそぎの 繰り返し 合氣体は ますます強く
いためつけ 愛の武道に 不要なり 技はきびしく 投げはやさしく
剣杖を 持つことなしに 不要論 唱える論拠 無しのおかしさ
惟神 体は心の 銅鑼の音ぞ 剣技体技も 轟く気合 
原典に 還ることのみ 発展を 約束される  武の道人
つかまれて 動けないのは 恥ずかしい 固い稽古で 体技をつくる
かむながら さやきこころを もとにして いびつかたむき させぬ中心
六十年 固い稽古の 今がある 開祖に向う 諸手の呼吸
開祖から 刃が上の 振り突きが 短刀突きと 教えたまえり
菊練りに 縦の掴みと 尺屈で 水平剣は 臂力養成
肘を折り さらに肘を 引き寄せる 水平までの 仕手の手のひら 
持つ位置を 動かさずして 引き寄せる かくも難し 体の変更
前腕の 産み出す強い 刺激得て 前腕が産む 呼吸力よし
引き寄せと 入身を合わせ 技を産む あわいの力 無限の広がり
腰深部 自然に向かう 手の姿 ガラモン立ちに なりにて侍り 
かいなあし はじめとおわり 整えて 合氣体での 剣技を振るう
体の理に やわらがありて 技発す 故に柔術 呼ばれたりけり
圧迫と 解放重ね 手の首も 心臓からだ 鍛える合氣
手を合わせ 祈る形を 広げれば まさしく同じ 体の変更
二教とは 手首内側 圧迫し 解放の型 ねじらず落とせ
道場に ゆく道草を つまんでは なおらいむけて こころ踊れり
そのままを そのまま受けて そのままに 合わせて進む 万有愛護
腰投げは かいな使わず 釣り引きも 不要なもので 腰落とすのみ
コツはこれ 建て付け悪し 妙なりて 建て付け良しの 体技作らん 
腰投げは 三日続きも 疲れない 開祖の言葉 型に落として
下腹に 腰乗せ上見 下見れば 危うからずに 軽く投げれり
体T字 なりて腰板 下腹に 合わせて乗せる 十字の腰投げ
顔は前 腹平行の 杖払い 半身の線で さがってさばけ
惟神 神の御技は 神意のみ 汲みて従う さやき魂魄
型はこれ 飛び出す絵本 ごとくなり 正しく軽く 開き出る技 
型通り 行いきるは 型稽古 さすれば押しも 引きも不要なり 
体細く 別々動き 部位部位に 同時にはじめ 同時におわる
前腕を 前腕のみに 動かして かいなとからだ 持たれ合わぬぞ
諸手取り 呼吸法とは ひたすらに 臂力養成 これ師の教え
我が技に 師のかげみたと 言われたり 岩間稽古の めぐみに感謝
怪我させぬ 約束合いが 型稽古 型は暴力 振るわぬものぞ
前腕を 前腕のみに 動かして かいなとからだ 持たれ合わぬぞ